本年7月に3rdアルバム
『A DAY IN THE LIFE』をリリースした
Jazzin' park。同月26日よりスタートしたリリース・ツアーのファイナルが、10月31日東京・代官山LOOPにて開催。Jazzin' parkの2人(栗原 暁 / 久保田真悟)に、ストリングス、パーカッション、ベースを加えたスペシャルなバンド・セット。ゲストにはアルバムに参加の
多和田えみ、
Ryoheiや、これまでのコラボレーターであるRia、ATSUMIなど超豪華なヴォーカリストたちが登場、ライヴを盛り上げました。
ようやく、“ヴォーカリスト”としてのJazzin' parkの魅力を思う存分堪能できた今回のライヴ。これまでクラブでの演奏 / DJにゲストヴォーカルを迎えることはあったものの、ワンマン、しかもライヴ・ハウスで、彼らのヴォーカルをメインにライヴを行なうことはなかったからです。
『A DAY IN THE LIFE』収録曲「Traveller」からライヴはスタート。栗原 暁のウィスパー・ヴォイスが響き始め、ざわついていた会場の雰囲気が静まり返ります。そしてRyoheiとのハーモニーでファンの心を温かく包み込むと、4曲目では2ndアルバム『We Are Together』から「Summer Love」を、ライヴだからこそ実現した多和田えみと栗原 暁のデュアル・ヴォーカルでしっとりと聴かせてくれました。10曲目はAORテイストをJazzin' park流に取り入れた、隠れた名曲「Gold inside」。栗原 暁のソフトな歌声と、哀愁を感じさせる久保田真悟のギター・ソロに、会場はただただ酔いしれるばかり。
アンコールの「Lonely」まで3rdアルバムの曲を中心に13曲を総勢6人のヴォーカリストで歌い上げ、幕を閉じたツアー・ファイナル。心地よい余韻を残した会場を後にする、ファンの笑顔がとても印象的でした。
実に幅が広く、洗練されたJazzin' parkの楽曲。綿密に計算された、玄人受けする展開 / メロディ・ラインをもちつつも、誰もが入り込めるキャッチーさも兼ね備えています。イケメンでDJをプレイ、ギターを弾き、歌も歌っちゃうスーパー・ユニット(笑)なのです……が、そんな何でもこなしてしまいそうな彼らが、MCだけは苦手にしているというギャップは、ファンにとっては魅力のひとつなのかもしれません。
今後は、ライヴ・ハウスでのライヴも頻繁に行なっていくとのこと。今回会場に足を運べなかった方は、次回の開催をお見逃しなく!また、ニュー・シングル「RISE」もiTunes限定で配信がスタートしています。こちらも要チェック! Jazzin' parkの活動にますます期待です!