ベスト・アルバム
『ayaka’s History 2006-2009』がミリオン・セールスを突破している
絢香。活動休止前のラストとなるワンマン・ライヴ〈MTV Unplugged ayaka〉が、11月18日(水)大阪城ホールで行なわれました。
今回のライヴは、20万通の応募の中から、MTV史上最大規模となる1万人を無料招待して行なわれたもの。“MTV Unplugged”とは、“プラグを抜いた” の意の通り、アコースティックな手法で、ライヴならではの緊張感に満ちた観客との一体感が味わえるMTVを代表する人気番組のひとつ。
会場に選ばれたのは、絢香のゆかりの地である大阪城ホール(大阪城ホールは、当時小学5年生だった絢香が
ジャネット・ジャクソンのライヴを観て、初めてライヴというものに触れ、アーティストを目指すきっかけとなった場所でもあるとか)。しんと静まりかえり、荘厳な雰囲気に包まれた会場に、生まれてから一番短いという初のショートボブの絢香が黒いワンピースを着て登場。
「今日という日をどれほど楽しみにしてきたか、迎えられてすごく嬉しいです。言葉だけでは伝えられない“ありがとう”という想いを1曲1曲に込めて歌います。最後までよろしく!」と話し、デビュー・シングル「I believe」を力強く、丁寧に歌う絢香。その絢香の言葉ひとつひとつを聞き逃さないよう、祈るような表情でみつめる観客へ「大阪城ホールは小学5年生の時ジャネット・ジャクソンのライヴを初めて観た場所。10年後に自分がそのステージに立てるなんて思ってもみなかった」と当時の思い出を嬉しそうに語りました。
ライヴ中盤に披露されたのは、
マイケル・ジャクソン「Human Nature」のカヴァー。「小学4年生の時に、初めて音楽に衝撃を受けたのがマイケル・ジャクソン。言葉も分からないし、聞いたこともない音楽なのに体中に電流が走って。映画『THIS IS IT』を観て号泣しました。改めて音楽の神様に選ばれた人なんだなと。今日は尊敬の意を込めてカヴァーしました」とマイケルに対する想いをMC。
「三日月」のイントロが流れると、会場からは大きな拍手。ピンスポットに照らされて歌う絢香をみて堪えきれなくなった涙を流す観客の姿も。「ありがとう。」では、絢香の「立っちゃおう!」という呼びかけに手拍子しながら総立ちになる観客。絢香はファン1人1人に指を差しながら「ありがとう」と呼びかけました。
本編ラストに披露された「WINDING ROAD」では、観客1万人とラララの大合唱! 絢香は「この瞬間を一生忘れない」「最高です! みんな大好き! 大好き! ありがとう!!」と歌い、会場を笑顔に包む!
本編が終わっても鳴り止まない拍手と絢香コールに応え、アンコール。絢香は「始まる前は不安もあったのですが、みんなのパワーでめちゃくちゃいいライヴになりました。私がここにこうしていられるのも、私の歌を受け取って応援してくれるファンのみんながいるからです。今日のライヴは休み前のラストライヴですが、歌いながら、同時に新たなスタートだなと思いました。自分自身と向き合って自分のペースで一歩一歩歩いていきたいなと思います。みんなと会えることを目標に1日1日を笑顔で過ごしたいと思っています」と語り、最後に披露したのは、無期限活動休止前最後のシングルとなった「みんな空の下」。観客の想いを胸に刻むように、胸に手を置き歌いあげた絢香。ライヴが終わると深々とお辞儀をし、ステージの端から端まで「ありがとう」と笑顔で手を振り続けました。
なお、この日のライヴの模様は、DVDとブルーレイにて発売が決定。さらに、12月18日(金)にはスカパー!HDにて「MTV Unplugged ayaka」、「Making the MTV Unplugged ayaka」、「MTV ayaka's History 〜夢の変遷〜」をいち早く放送。また、MTVジャパンでは1月3日(日)に“MTV 絢香 SPECIAL”と題し、上記番組に加え「MTV 絢香 ミュージックビデオ・セレクション」の計4番組を4時間編成で放送するとのこと。こちらもお忘れなく!