ニュース

凄まじい女子力を見せた、禁断の“女子会”。木村カエラ presents〈オンナク祭オトコク祭2009〉

木村カエラ   2009/12/21 15:16掲載
はてなブックマークに追加
凄まじい女子力を見せた、禁断の“女子会”。木村カエラ presents〈オンナク祭オトコク祭2009〉
 木村カエラpresents〈オンナク祭オトコク祭2009〉が12月18日(金)、19日(土)、SHIBUYA- AXにて開催された。3回目となる今年は会場をSHIBUYA-AXに移し、約1,700人を動員。2日間で3,200人が熱狂する大盛況ぶりを見せた。18日の“オトコク祭”には昨年に引き続きASPARAGUS、Kowloon、toe、BRAZILIANSIZEが出演。そして19日に行なわれた女性限定・禁断の“オンナク祭”にはAIPerfumeそしてシークレット・ゲストとしてNOKKOが出演するサプライズ! ジャンルの枠を超え、カエラと交流の深いアーティストたちとの豪華競演が実現した。

 1番手にはフードをかぶった女性アーティストが登場。バンドが奏でているのはREBECCAの代表曲「フレンズ」のイントロ……。どよめきが起こる中、顔を見せたのはなんとNOKKO本人! いきなりのサプライズに、悲鳴に近い歓声が沸き起こる。女性ロック・アーティストならば誰もが憧れるヴォーカリストの登場にかなりの衝撃。突き刺さって響くクリスタル・ヴォイスも健在だ。「来年1月13日にデビューしますNOKKOです。新人です。今日は木村カエラ先輩に呼んでいただいて、歌いに来ました(笑)」と、レジェンドならではのMCで盛り上げる。デビュー25周年記念のカヴァー・アルバム『Kiss』にも収録されるREBECCA時代の名曲「LONELY BUTTERFLY」「MOON」を聴かせて去ったあと、再びどよめきが沸き起こった。

 2番手に登場したのはテクノ・ポップ・ユニットのPerfume。テクノ・サウンドとレーザーが交錯する中、「I still love U」のパフォーマンスが始まると1,700人が狂喜乱舞状態! ライヴ・ハウスをディスコ・フロアへと変貌させた。「女子にキャーキャー言われたかったのよ」とのっち。あ〜ちゃんもかしゆかも黄色い声援に嬉しそう。「今日のテーマは“ラブラブ大作戦”」ということで、「love the world」「Dream Fighter」「チョコレイト・ディスコ」「puppy love」を披露したのだが、イントロからアウトロまで、シンクロ、ユニゾン、そしてお立ち台……と、めくるめく繰り広げられるPerfumeのパフォーマンスに女子たちは大興奮! 自由に踊りながら、熱くも黄色い「ディスコ!」の掛け声を送っていた。来年の1月13日に発売されるLIVE DVDで、その熱気をもう一度体感するのもアリかも。

 3番手には女性から絶大な支持を受けるソウル・シンガーのAIが登場。熱狂的なAIコールを受けながらダンス・チューンの「I Wanna Know」をパワフルに聴かせ、フロアを熱く盛り上げる。女子力全開の異様な熱気にさすがのAIも「今日やばいね、マジやばい。こんなの見たことない。吸い取られそう」と“やばい”を連発。続けてアコギとキーボードのみで名曲「Believe」と「Story」を力強く届けたあと、ヒューマン・ビートボックス+DJのバトル+AIの高速ラップが絡み合う「WATCH OUT! Feat.AFRA」、ビートボックスに乗せたマイケル・ジャクソンの「Beat It」を、多彩なゲストとともに最高にスリリングかつ圧巻のパフォーマンス。ラストは名曲「YOU ARE MY STAR」で、“NEVER GIVE UP”のメッセージを強く放ちながら圧倒的なオーラと歌声でフロアを支配。「オンナク祭、間違いない! Love You♪」と去っていったのだが、AIのパフォーマンスも相当やばいものだった。

 そしてトリには興奮と熱気が混じった黄色い大声援の中、木村カエラが登場! 「L.drunk」「マスタッシュ」「TREE CLIMBERS」と重厚なロック・チューンを連発して女子をガンガン煽っていく。凄まじいパワーを放出する女子たちに「さすが女子、やばいよね。みんな肌がトゥルットゥルよ?」と嬉しそう。最新アルバム『HOCUS POCUS』に収録されたカラフルなポップ・ナンバー「Phone」と名ミディアム「Butterfly」を披露し、可愛い♪ラララ〜の大合唱が起こった。「こっからはアガってくからさ、アガっちゃって♪」と後半は「BEAT」「Yellow」「Magic Music」という怒涛のアゲアゲ・ロック・チューンで会場をタテに揺らす、最高潮の盛り上がり! さらにアンコールでは未発表の新曲「You bet!!」も初披露(かっこいい!)、オーラスにはレーザーが飛び交う中でのハイブリッドなダンス・チューン「BANZAI」で大熱狂。「みんなカワイコちゃんだから気をつけて帰ってね」と投げKISSして狂乱の“女子会”を締め括った。帰りにはカエラからのX’masプレゼントも配られ、受け取って会場を出る女子たちの肌は確かにトゥルットゥル。この一夜で女性ホルモンが活性化!? 今年のオンナク祭も濃密な夜となったことは間違いない。この日の模様は2月に、スペースシャワーTVにてオンエアされる予定なので、ぜひチェックを!

 
Text by 高橋公子
Photo by アミタマリ
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015