ニュース

インディの大物、毛皮のマリーズが満を持してメジャー・デビュー!

毛皮のマリーズ   2010/02/01 15:52掲載
はてなブックマークに追加
インディの大物、毛皮のマリーズが満を持してメジャー・デビュー!
 ロックの衝動をすべて注ぎ込んだような熱いライヴ・パフォーマンス、圧倒的なカリスマ性を誇るフロントマン、志麿遼平のロック・スター然とした類稀な存在感で、急速にその名を轟かせてきた4人組ロック・バンド、毛皮のマリーズが、4月21日にコロムビアミュージックエンタテインメントより最新オリジナル・アルバム『毛皮のマリーズ』でメジャー・デビューを飾ることが決定しました。

 2006年にインディーズ・デビューを果たした彼らは、70'sパンク、グラム・ロックなどを過剰にデフォルメしたサウンドと、寺山修司などに深い影響を受けた詞世界、そして破壊と狂乱のライヴ・パフォーマンスとでアンダーグラウンド・シーンを中心に一躍脚光を浴びる存在に。2009年の最新アルバム『Groomy』はタワーレコード・インディーズ・チャートで発売週1位を獲得、発売後の全国ワンマン・ツアーは軒並みソールドアウトを記録。さらに各地の大型ロック・フェスに出演し熱狂のパフォーマンスで話題を呼ぶなど、インディーズ・シーンにとどまらない大きな存在感を発揮してきました。

 また、2009年は、4月の大阪公演にて、白熱するライヴ・パフォーマンスが高じて志麿遼平が客席にダイヴした際に腰を骨折し一時ワンマン・ツアーが延期となったり、7月に青森で行なわれた<AOMORI ROCK FESTIVAL’09>では、トリ出演となったステージ上で、映画『エヴァンゲリオン』で声優を務める宮村優子と異色のコラボレーションを図るなど、意表を突く活動も物議を呼びました。

 2009年末には、志麿遼平が最も影響を受けた日本のバンドである、THE YELLOW MONKEYトリビュート・アルバムに参加、その敬愛ぶりが高い評価を得ましたが、そんな彼らがメジャー・デビューを決めたレーベルが、まさにTHE YELLOW MONKEYが活動初期〜中期の間在籍していたコロムビアであるというところも興味深いところです。

 フロントマンの志麿遼平は、今回のメジャー・デビュー決定を、次のように語ります。 「もし我々の音楽や主張に共感を抱いてバンドを始めた少年がいたとして、その子が数年後に“なんだ、ロックだバンドだ言っても結局くだらねぇじゃねぇか”という思いを絶対させてはならないと今私は強く思っています。(中略) 今まで本気で“世界平和”を託されたポピュラー音楽がありましたか? ロックンロールはそれぐらいの器なんだと私はまだ信じています。ロックンロールはすべての願いを叶える魔法の音楽、そして人類の全ての願いが託された文化だと、私は信じています」

 彼らのメジャー・デビュー・アルバムとなる『毛皮のマリーズ』は、4月21日にリリースされますが、そのアルバム発売直前の4月7日には、タワーレコード限定となるシングル「NO MUSIC, NO LIFE」をリリースし、アルバム・リリースを盛り上げます。また、早くもアルバム・リリース後のワンマン・ツアーも決定しています。インディ・シーンを席巻した彼らが、メジャー・フィールドでどんな活動を展開していくのか、今後の動向に注目です!
 

●メジャー・デビュー・アルバム情報

※4月21日発売
『毛皮のマリーズ』
(COCP-36083 税込2,500円)

[収録曲]
01.ボニーとクライドは今夜も夢中
02.DIG IT 
04.悲しい男
05.BABYDOLL
06.バンドワゴン
07.サンデーモーニング
08.それすらできない
09.金がなけりゃ
10.すてきなモリー
11.晩年
 
●タワーレコード限定シングル情報

※4月7日発売
「NO MUSIC, NO LIFE」
(TWCA-12 税込525円)
 
●アルバム発売記念ワンマン・ツアー情報

<Restoration Tour 2010>
5月21日(金)下北沢SHELTER
5月28日(金)札幌BESSE HALL
6月4日(金) 大阪 心斎橋クアトロ
6月12日(土)名古屋アポロシアター
6月20日(日)福岡DRUM SON
6月25日(金)仙台enn
7月11日(日)恵比寿リキッドルーム
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015