ナイジェリア生まれ、ロンドン育ちのシャーデー・アデュ率いる
シャーデー(Sade)。ジャズやソウル、ボッサなどを呑み込んだアーバン・サウンドとミステリアスなヴォーカルで、多くのファンを魅了してきた彼女たちが、じつに10年ぶりとなるアルバム
『ソルジャー・オブ・ラヴ』を完成させました。
日本に先駆け、今月8日にリリースとなったアメリカでは、シャーデーの復活を祝う多くの音楽ファンを中心に熱狂的なムーヴメントが発生しており、最新の全米アルバム・チャートで堂々の1位を記録。シャーデーにとって、86年リリースの2ndアルバム『プロミス』以来、24年ぶりの快挙となりました。
著名アーティストからの絶賛の声も相次いでおり、
ビヨンセが、「私はシャーデーが大好きなの。シャーデーにはほかのアーティストにない、自然に身にまとった色香と品格があるわ。彼女の音楽は時間を超えた作品で、慈愛を感じることができる。史上最高の女性アーティストの一人」と最大の賛辞を送れば、
アリシア・キーズは自らのホームページに、「シャーデーは最もエレガントで、自然で、官能的でインパクトのある声の持ち主の一人。この世で彼女のようにどんな人生を生きるどんなソウルにも感銘を与えることができる人はいません。彼女こそが我々みんなをつなぐ、音楽のエッセンスです。彼女は彼女自身のルールを築き、ほかの皆はそれに従うようです。彼女は燦然と輝くかけがえのない才能の持ち主で、彼女が私の人生に与えてくれた感動とインスピレーションに心より感謝します」というコメントを公開。
日本では、3月3日(水)のリリースとなる『ソルジャー・オブ・ラヴ』。気になるからは、さっそく予約を入れてみては?
なお、今月20日発売の『CDジャーナル3月号』では、シャーデーのインタビューを掲載。こちらもぜひチェックを!