2月23日(火)東京・渋谷クラブクアトロにて、一般社団法人APバンク(代表理事:音楽プロデューサー
小林武史)によるハイチ地震被災地支援イベント<ON A NIGHT LIKE THIS for HAITI>が開催されました。
約1時間30分にわたり、
Salyu、
一青窈の代表曲を中心に全17曲(アンコール1曲含む)が本イベントのためのスペシャル・アレンジで演奏され、会場に詰めかけたファンにとって一夜限りのスペシャルなライヴとなりました。今回のイベントは、小林武史の発案により急遽開催が決定・発表され、開催直前のチケット発売にも関わらず即日完売となり、趣旨に賛同した多くの人たちから「ライヴには参加できないが力になりたい」との問い合わせが多数寄せられました。それを受け、当日来場できない人に向けてインターネットで課金型の生中継の実施も追加決定し、事前に視聴チケットを購入した参加者はインターネットを通じて、最終的に約800人にものぼるファンがイベントに参加しました。
ライヴでは、小林武史、四家卯大(チェロ)、
朝倉真司(パーカッション)の演奏のもと、
GAKU-MC、Salyu、一青窈が順にライヴを行ない、多くの観客を盛り上げるとともに、各々が改めてハイチ地震被災地への想いを伝えていきました。Salyuはこの日、3月10日リリースの新曲
「新しいYES」を初披露するなど全6曲を歌い、新しい物事や人たちとふれあい、新しい自分の価値観を見出していってほしいと、新曲に込めた想いとともに被災地復興への想いを込め、圧倒的なパフォーマンスで会場を盛り上げました。
また同日、自身の新曲の発売イベントを行なった後に駆けつけた一青窈は、MC中に今回のイベント参加へのきっかけとなる自身の話をし、改めてハイチ救済への強い想いを伝え、「もらい泣き」「ハナミズキ」など全6曲を熱唱。そしてアンコールでは出演者全員が揃い、イベント主催のAPバンクが行なっている<ap bank fes>でも御馴染みの「昨日のNo、明日のYes」を歌い、会場が熱気に包まれるなか、公演は終了しました。会場のロビーでは、日本赤十字社の資料提供によるパネルや映像などでハイチ地震被災地の様子が展示され、多くの人たちがライヴの合間にパネルの前に立ち止まっている様子もみられました。
このイベントとインターネット・ライヴ配信の収益金は、ハイチ地震被災地復興のための救援活動資金として、ap bankから日本赤十字社に寄付されるとのことで、音楽による多くの人たちのハイチ復興への想いが届けられるそうです。
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