弱冠16歳でロン=ティボー国際音楽コンクールにて2位を受賞し、2008年3月にCDデビューをして大きな話題を呼んだ実力派ヴァイオリニスト、
南紫音の2ndアルバム
『ブルーム』(UCCY-1014 税込3,000円)が3月10日にリリースされます!
最近は全国各地のオーケストラとの共演をはじめ、スペイン・ビルバオ交響楽団の来日公演ソリストにも登場、ロン=ティボー国際コンクール・ガラコンサートにも出演し、すっかり注目度が高まっている南紫音。その活躍が評価され、先日第11回ホテル・オークラ音楽賞に選ばれました(もう一人はあの
辻井伸行)。
今回のアルバムは、彼女がいまもっとも共感するという、
リヒャルト・シュトラウス24歳のときの作品であるヴァイオリン・ソナタ、そして2008年11月の東京・紀尾井ホールでの演奏が好評だったサン=サーンスのヴァイオリン・ソナタ第1番、さらにはラヴェル、ドビュッシーの小品を収録しています。
ベル・エポック(良き時代)と呼ばれる、19世紀末から20世紀初頭にかけて花開いた(=bloom)ヴァイオリンのための傑作たち。美しいだけでなく、力強さも持ち合わせた彼女の演奏は、デビュー盤にも増して聴く者を強くひきつけることでしょう。
※3月10日発売
南紫音
『ブルーム』(UCCY-1014 税込3,000円/SHM-CD仕様)
[収録曲]
01. R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調op.18
02. ドビュッシー(A.ハルトマン編):亜麻色の髪の乙女
03. ラヴェル(G.キャサリン編):ハバネラ形式の小品
04. サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調op.75
05. ドビュッシー(J.ハイフェッツ編):美しい夕暮れ
[演奏]
南紫音(vn)
江口玲(p)
[録音]
2009年12月8〜10日 秋川キララホール