ショパン生誕200年で盛り上がる今年、4月14日に、日本を代表するジャズ・ピアニスト
小曽根真がショパン・アルバム
『ロード・トゥ・ショパン』(UCCJ-2080 税込3,000円)をリリースすることが決定しました。
近年はソロや自身が率いるビッグバンド
No Name Horsesでの活動のほか、さまざまなオーケストラとの共演も多く、ピアノの奏法がまったく異なるジャズとクラシックを見事に融合させる手腕が評判を呼んでいました。今回のアルバムはその手腕を遺憾なく発揮した一枚。
ショパンの生誕国ポーランドを代表するジャズ・シンガー、
アナ・マリア・ヨペックをゲストに招き、「無くてはならぬものの無く」などを披露。録音もポーランドの首都ワルシャワのルトスワフスキー・スタジオで敢行。ルトスワフスキーは第二次世界大戦後のポーランド作曲界の中心人物というから、そのポーランドへのこだわりぶりは徹底したものが感じられます。
小曽根はこの春開催される“ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン”の2日目、3日目への参加も決定! アナ・マリア・ヨペックとともに、本作収録曲を披露する予定となっています。
本サイト『CDJournal.com』で掲載中の特集企画“ラ・フォル・ジュルネの歩き方”では詳しい公演プログラムなどを掲載していますので、こちらも併せてチェックしてみてください。(写真はNO NAME HORSESの2009年作
『Jungle』)
※4月14日発売
小曽根真
『ロード・トゥ・ショパン』(UCCJ-2080 税込3,000円)
[収録曲]
01.無くてはならぬものの無く
02.マズルカ 第13番 イ短調 作品17の4
03.ワルツ 第6番 変ニ長調《小犬》
04.前奏曲 第4番 ホ短調作品28の4
05.練習曲 第4番 嬰ハ短調 作品10の4
06.前奏曲 第15番 変ニ長調 作品28の15からの即興
07.マズルカ 第24番 ハ長調 作品33の3からの即興
08.ワルツ 第7番 嬰ハ短調 作品64の2
09.マズルカ 第40番 ヘ短調 作品63の2
10.ポロネーズ 第3番 イ長調 作品40の1《軍隊》
11.夜想曲 第2番 変ホ長調 作品9の2
12.マズルカ 第2番とポーランド民謡