デンマークのコペンハーゲンから登場した新鋭ジャズ・ピアニスト、マグナス・ヨルト（Magnus Hjorth）。今年2月にリリースされた日本デビュー・アルバム『サムディ.ライブ・イン・ジャパン』（写真）を引っさげて、5月に来日公演を行なうことが決まりました！

　マグナス・ヨルトは1983年、コペンハーゲン生まれ。12歳でピアノを始めると同時にジャズに傾倒。音楽大学に進学後に自己のトリオを結成、スペインのジャズ・コンテスト“Gexto Jazz Contest”での受賞も経験してきました。その後、マレン・モーテンセン（vo）やボブ・ロックウェル（sax）のステージや作品に参加するなど、着実に名前を広めてきた逸材です。

　今年2月にリリースされた本邦デビュー盤は、2009年の初来日時のライヴを閉じ込めた作品で、粒立ちのいいピアノとリズム隊との野性味ある一体感が楽しめる一枚。“ワンポイント録音”された立体的な音像も魅力です。

　今回の来日ライヴは、デビュー盤にも参加している同郷の盟友、ペーター・エルド（b）と日本のドラマー、池長一美を迎え、関東を中心に計4ヵ所で開催。人材豊富な北欧ジャズ・シーンにおいて、鋭い光を放つマグナスの演奏をぜひ体感してください！