昨年、約6年ぶりのフル・アルバム
『Bridges To Burn』をリリース、堂々の帰還を果たしたカリフォルニア産スラッジ軍団“
16”。過去の名作群がリイシュー! 1993年の1stアルバム
『Curves That Kick』(YSCY-1174 税込1,980円)、1996年の2ndアルバム
『Drop Out』(YSCY-1175 税込1,980円)が3月24日に国内盤同時発売。
『Curves That Kick』は1993年、Pushead画伯主催レーベル“Bacteria Sour”よりリリースの1stフル。当時はヘヴィながらもカラッとした音像でルックスもこざっぱりとしており、
HELMET(ヘルメット)との共通点を語られることが多かった彼ら。オリジナルのアートワークはPusheadが手掛けていましたが、今回のリイシューで一新! 当時聴いていた方も、これからの方もフレッシュな気持ちで臨めます。16の原点を知る上での重要作。
こざっぱりとしていた彼らにも転機が。ボストンの薬品帝王GRIEFとの付き合いが始まるのと前後して、徐々に目が据わってきます。そうしてTheologian / Pessimiserより1996年にリリースされた2ndフル『Drop Out』は、よりダークでヘヴィ&スロー、病的な部分を拡大した仕上がりに。誰もHELMETとの比較はしなくなりました。
今や重鎮スラッジ・アクトとして君臨する16の歴史を紐解くリイシュー群。『Bridges To Burn』でハマった方は必聴です!