のちにソロで大成功を収める
ロバート・パーマー(Robert Palmer)の若かりし頃のヴォーカルが楽しめる、英国のR&Bバンド、
アラン・ボウン(The Alan Bown)の作品群がリマスター盤として再発されます。
アラン・ボウンは、トランペット奏者のアラン・ボウンをリーダーとするバンドで、60年代中期にデビューを果たした
アラン・ボウン・セット(The Alan Bown Set)が前身。ソロ活動のためアラン・ボウン・セットを脱退した
ジェス・ローデンに代わりロバート・パーマーを迎え、1966年にバンド名をアラン・ボウンと改名しています。
今回再発されるのは、ロバート・パーマーが参加した1stアルバム
『The Alan Bown!』(1968年 / 写真)と、2ndアルバム
『Listen』(1970年)、そして、ロバート・パーマーの後釜ゴードン・ネヴィルをメインに据えた
『Stretching Out』(1971年)。いずれもオリジナル・マスターテープからの最新リマスタリングが特徴で、アートワークもオリジナル版を再現。また『Stretching Out』にはボーナス・トラックとして、ロバート・パーマー参加のラスト録音音源「Thru the Night」も収録されます。
発売は『The Alan Bown!』のみ3月29日に、他の2タイトルは4月26日に予定されています(いずれも英国)。若きロバート・パーマーのヴォーカルを前面に出した“歌もの”の数々、このチャンスにアナタも体験してみては?