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米インディ界のキーバンド、ザ・ナショナルが日本初公演となるアコースティック・ショウを開催

ナショナル   2010/04/12 14:20掲載
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米インディ界のキーバンド、ザ・ナショナルが日本初公演となるアコースティック・ショウを開催
 5月26日に待望のニュー・アルバム『ハイ・ヴァイオレット』をリリースするザ・ナショナル(The National)

 前作『ボクサー』に続いての参加になるスフィアン・スティーヴンスやトーマス・バートレット(ダヴマン)のほか、ジャスティン・バーノン(ボン・アイヴァー)にリチャード・リード・パリー(アーケイド・ファイア)、アントニー・アンド・ザ・ジョンソンズなどでおなじみのニコ・ムーリーら、米インディ・ロックの最前線を支える面々の参加も象徴的なように、『ハイ・ヴァイオレット』は、大きな盛り上がりを見せたこの10年ほどの北米インディ・シーンにとっての一つの集大成的な作品として注目を集めています。先日は、キャパ1万人弱のニューヨーク・レディオ・シティ・ミュージック・ホール公演が、わずか数分でソールド・アウトしてしまうなど、その勢いは日本からは想像を絶するレベルに達している模様。

 そんなザ・ナショナルのヴォーカリスト、マット・ヴァーニンガーとギタリスト、アーロン・デスナーが初来日。9日、東京でアコースティック・ライヴを行ないました。

 観覧希望者の中から抽選で選ばれた幸運なファン数十名に囲まれた親密な雰囲気に、アーロンは「こんな感じは初めてかもしれない」と呟きながらショウをスタート。

 まずは、アコギの爪弾きとともに、どこかホラーチックなリリックが印象的な、新作『ハイ・ヴァイオレット』3曲目「Anyone's Ghost」を披露。特徴的なマットの低音ヴォーカルが響き渡ると、一気に場の空気がしっとりとした美しく幻想的なものへと変わっていくような気に。続いて、米TV番組での先行パフォーマンスも話題になった『ハイ・ヴァイオレット』のオープニング・トラック「Terrible Love」。そして「『ハイ・ヴァイオレット』のエンディング・トラックで、許すことについての歌」というマットの説明を挟んで演奏された、感動的な「Vanderlyle Crybaby Geeks」をプレイ。最後に、前作『ボクサー』収録の人気曲「Fake Empire」が演奏され、プレミアムなショウは幕を閉じました。

 ニュー・アルバム『ハイ・ヴァイオレット』は、5月26日リリース。また、前作『ボクサー』、前々作『アリゲーター』も同日に再発が決定。楽しみに待ちましょう!

ザ・ナショナル


※5月26日発売
ザ・ナショナル『ハイ・ヴァイオレット』
(BGJ-10082 税込2,490円)

[収録曲]
01.Terrible Love
02.Sorrow
03.Anyone's Ghost
04.Little Faith
05.Afraid of Everyone
06.Bloodbuzz Ohio
07.Lemonworld
08.Runaway
09.Conversation 16
10.England
11.Vanderlyle Crybaby Geeks

※5月26日発売
ザ・ナショナル『ボクサー』
(BGJ-19215 税込1,980円)
[収録曲]
01.Fake Empire
02.Mistaken For Strangers
03.Brainy
04.Squalor Victoria
05.Green Gloves
06.Slow Show
07.Apartment Story
08.Star A War
09.Guest Room
10.Racing Like A Pro
11.Ada
12.Gospel

※5月26日発売
ザ・ナショナル『アリゲーター』
(BGJ-19214 税込1,980円)

[収録曲]
01.Secret Meeting
02.Karen
03.Lit Up
04.Looking For Astronauts
05.Daughter Of The Soho Riots
06.Baby,We'll Be Fine
07.Friend Of Mine
08.Val Jester
09.All The Wine
10.Abel
11.The Geese Of Beverly Road
12.City Middle
13.Mr.November
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