ショパンと並び、今年生誕200年のアニバーサリーを迎える作曲家、
ロベルト・シューマン(1810年6月8日生まれ)のコンピ
『永遠のシューマン』(TOCE-56302 税込2,000円)が5月12日にリリースされます。
ロマン派音楽の推進者シューマンは、文学、哲学に心酔し、ピアノ音楽に文学的標題を与え、また歌曲においては詩との融合を目指し、室内楽、交響曲などあらゆる分野で名作を残した偉大な作曲家。最期は梅毒や躁鬱病に悩み、46歳で壮絶な死を迎えました。
妻のクララ・シューマンと
ブラームスとの秘められたロマンスは有名で、2009年に映画『クララ・シューマン 愛の協奏曲』(カンヌ国際映画祭、ベルリン国際映画祭上映作品)が話題になりました。
今回、EMIの定評ある“永遠”シリーズでのコンピ盤登場により、これまでシューマンの音楽を聴いたことがない方にも、この作曲家の魅力をお伝えできることでしょう。
2枚組で2,000円という買いやすい価格で、作曲家についての丁寧な解説とライナーノーツ付き。
収録曲は、EMIが誇る
ベルリン・フィルや、スター・テノールの
イアン・ボストリッジ、巨匠ピアニスト、
スヴャトスラフ・リヒテルなどの名演がたっぷり。DISC1にはピアノの名曲、DISC2には歌曲や交響曲を収録し、あらゆる作品を網羅しています。
※5月12日発売
『永遠のシューマン』(TOCE-56302 税込2,000円)
[収録曲]
シューマン:
〈DISC1〉
01. アラベスクop.18
02. 『子供の情景』op.15〜鬼ごっこ
03. 『子供の情景』op.15〜トロイメライ
04. 謝肉祭op.9〜ショパン
05. 謝肉祭op.9〜パガニーニ
06. 交響的練習曲op.13〜練習曲12
07. 『森の情景』op.82〜予言の鳥
08. クライスレリアーナop.16〜第1曲
09. 幻想小曲集op.12〜夕べに
10. 幻想曲 ハ長調op.17〜第3楽章
11. ウィーンの謝肉祭の道化op.26〜インテルメッツォ
12. 3つのロマンスop.28〜第2番嬰ヘ長調
13. ピアノ・ソナタ第1番嬰ヘ短調op.11〜第3楽章
14. ピアノ・ソナタ第2番ト短調op.22〜第3楽章
15. 蝶々(パピヨン)op.2
〈DISC2〉
01. 交響曲第1番変ロ長調op.38「春」〜第1楽章
02. 交響曲 第4番 ニ短調op.120〜第4楽章
03. 劇音楽『マンフレッド』序曲op.115
04. ピアノ協奏曲 イ長調op.54〜第2楽章
05. チェロ協奏曲 イ短調op.129〜第3楽章
06. ピアノ五重奏曲 変ホ長調op.44〜第1楽章
07. 3つの幻想小曲集op.73〜優しく情をもって
08. 『ミルテの花』op.25〜献呈
09. 『女の愛と生涯』op.42〜だれよりも素晴らしいお方」
10. 『リーダークライス』op.24〜愛らしく、やさしいバラやミルテで
11. 『リーダークライス』op.24〜月夜
12. ロマンスとバラード第2集〜二人のてき弾兵
13. 『詩人の恋』op.48〜うるわしくも美しい5月に
14. 『詩人の恋』op.48〜僕は恨みはしない
15. 『3つの詩』op.29〜流浪の民