渋谷クラブクアトロ公演からスタートした、
清 竜人初のライヴ・ツアー<清 竜人“WORLD”TOUR>。その音楽性の高さから圧倒的な支持を受け、ワンマン・ライヴのチケットは発売と共に即日完売となったこのツアー、5月7日(金)恵比寿LIQUIDROOMにて行なわれたファイナル公演は、2ndアルバム
『WORLD』のタイトル・チューン「ワールド」で開幕!
ライヴ・ハウスらしからぬ“お洒落女子”で埋め尽くされた満員の場内は、清 竜人の一挙手一投足をも見逃すまいという静かな熱気に溢れ、1曲ごとに大きな歓声で彼のパフォーマンスに応える。
バックを固めるメンバーには、山本タカシ(g)、
Asa-Chang(ds)、
TOKIE(b)という豪華な顔ぶれを従えながら、曲ごとにギターとピアノを華麗に弾きながら歌う清 竜人は、繊細でスモーキーなヴォーカルに、ライヴではさらに逞しさと凛々しさがプラスされ、デビュー以来日進月歩で進化、そして覚醒する彼の音楽家としての魅力を見せつけるステージとなりました。
2枚のアルバムに収録されたナンバーを全17曲披露したこの日は、あらためて彼の類いまれなるソングライティングのセンスの素晴らしさをも確信させるライヴに。名曲「痛いよ」では涙を流すファンの姿も見られ、アッパーな「ジョン・L・フライの嘘」と「あくま」が一気に演奏された後には、そのエモーショナルな音楽性に一際大きな歓声が!
……しかしながら、その堂々たるパフォーマンスとあまりにも対局的な、たどたどしいMCのギャップは、もはやファンにとって彼のライブの密かな楽しみ方のひとつ……? アンコール最終曲「違う」を恐ろしいほどの表現力で弾き語った後、少し大胆な言葉を交えた表現で彼らしく感謝の意をファンに伝え、そしていつものごとく小走りにステージを後にしました。
この夏はすでにフェスへの出演も決定している清 竜人。そのライヴをまだ未見の方はぜひ、彼の音楽家としてのスケールを体感してみましょう。
さらに、このファイナル公演で多くのファンを涙で濡らした「痛いよ」のライヴ映像がYouTubeのEMIミュージック・ジャパン公式チャンネルにて公開中! まさに“最速ライヴ・レポ”とも言うべきこの貴重な映像、すぐさまチェックを!