表面温度の低いファンク・サウンド“コールド・ファンク”の始祖的バンドである
ア・サーティン・レイシオ(A Certain Ratio)。近年になり再始動した彼らの、およそ11年ぶりとなる最新スタジオ・アルバム『Mind Made Up』(写真)がボーナス・トラックを追加して再登場します。
ア・サーティン・レイシオは、
ニュー・オーダーや
ハッピー・マンデーズらと共に英マンチェスターのファクトリー・レーベルを支えたバンド。どこか微妙に壊れている、白人によるエレクトリック・ファンクが魅力です。
新作でも、グルーヴィーなドラムとベースの上に、神経質なギターと、まったりとしたヴォーカルが乗る特異なファンクは健在。オリジナルは2008年にヨーロッパで発売されていましたが、今回ファクトリー作品の復刻で知られるLTM Recordingsよりボーナス・トラックを追加した
新装版として6月7日(英国)に再発されます。ポスト・パンク・ファンクのアイコンが久々に放ったスタジオ作、まだ未体験の方はこのチャンスにぜひ!