『ブレードランナー』や『炎のランナー』などの音楽を手がけた、ギリシャのシンセサイザー奏者
ヴァンゲリス(Vangelis)が、ソロで活躍する以前に組んでいたプログレッシヴ・ロック・バンド、
アフロディーテズ・チャイルド(Aphrodite's Child)。同バンドの初期作がボーナス・トラックを追加したリマスター盤として復刻されます。
アフロディーテズ・チャイルドは、ヴァンゲリスが
デミス・ルソス(b、vo)、ルカス・シデラス(ds)らと1968年に結成したバンド。哀愁感漂うデミスのヴォーカルと、民族楽器やメロトロンを導入したサイケデリック・テイストあふれるサウンドが特徴です。
今回対象となるのは、シングル・カットされた「雨と涙(Rain and Tears)」がヨーロッパ各地でヒットした1stアルバム
『エンド・オブ・ザ・ワールド(End Of The World)』(1968年 / 写真)と、発表後に一旦解散となる2ndアルバム
『イッツ・ファイヴ・オクロック(Its Five O'Clock)』(1969年)の2タイトル。
いずれもオリジナル・マスターテープからのデジタル・リマスタリングで、レア音源の数々がボーナス・トラックとして追加されます。発売はチェリー・レッド傘下の再発専門レーベル、Esoteric recordingsより、英国にて6月28日を予定。ヴァンゲリスの原点を新たな仕様でもお楽しみください!