ルース・ヨンカー 2010/05/13掲載(Last Update:10/07/15 19:39)
ウーター・ヘメル、
ベニー・シングス、
ジョヴァンカなど、世界的な才能を生んでいるオランダの気鋭のレーベル、DOXレコードから、第4の才能ともいえるジャジィ・ポップ系シンガー、
ルース・ヨンカー(Roos Jonker)がデビュー・アルバム
『ルース』(PCD-93335 税込み2,415円)を6月2日にリリース。
アムステルダムの音楽学校でジャズと即興を学んだ彼女は、ジャズ・ミュージシャンよりももっと幅の広いシンガー・ソングライターを目指しているそうで、作詞・作曲はもちろん、ピアノ、ギター、ハープ、サックスまで演奏し、自らビート・プログラミングも手がけるプロデューサーでもあるという多才ぶりだ。
このデビュー作も自らがプロデュースを手がけ、生楽器とプログラミングされたヒップホップ/エレクトロニカ的なビートが織り成すサウンドの中で、陰影のある涼しげな歌声が自由に泳いだ心地良い一枚。