クラシック界の神童と呼ばれ、世界中で人気のピアニスト、
牛牛(ニュウニュウ)。5月25日(火)、タワーレコード渋谷店にて、自身のニュー・アルバム
『ショパン エチュード全集』の発売を記念しミニ・ライヴ&サイン会を開催。さらに、
ショパン生誕200年を記念して、アーティストとタワーレコードがショパンを聴く機会を提案している企画“タワーレコード・ショパン・スペシャル・キャンペーン 応援隊長”任命式も同会場にて行なわれました!
牛牛は、3歳より音楽に囲まれた環境で育ち、6歳で地元・中国は福建省の厦門(アモイ)で行なわれたデビュー・リサイタルでショパンのエチュードなどを演奏。2009年7月に日本でのCDデビューを果たし、10月に大阪・ザ・シンフォニー・ホール、東京・サントリー大ホールにてソロ・リサイタルを行ない、ソロ・リサイタル最年少記録を残すという輝かしい経歴の持ち主。
2009年、ドイツで開催された“フェスティヴァル・デア・ナツィオーネン音楽祭”に参加した際には、ドイツ人指揮者ユストゥス・フランツと共演しており、2009年度全世界若手アーティスト賞を獲得しています。なお、一度見たら忘れられない印象的な“牛牛”という名前の由来は、自身の干支が丑年ということが由来だそう。実は牛乳は少し苦手……というエピソードも。
イベント当日は、平日にも関わらず沢山のオーディエンスがつめ掛け、ミニ・ライヴ前に行われた応援隊長任命式では、タワーレコード渋谷店のクラシック担当スタッフから任命証であるネームタグを首にかけてもらうと、ちょっとはにかんだような笑顔! 「タワーレコードから任命を受けて光栄です。ショパンはとても好きな作曲家なので、私のアルバムとともにぜひショパンイヤーと楽しんでください」とコメントしています。
時折見せる笑顔がキュートな牛牛ですが、いざ演奏がはじまると圧倒的な存在感でフロアの空気を一変! ショパンの「幻想即興曲」から始まり、アルバムに収録されているエチュードを圧倒的な演奏で披露し、アンコールでは、中国では古代より演奏されている、オリエンタルな曲調が美しい「春江花月夜」へ。
サイン会では、サインを求める列が途切れず、この日『ショパン エチュード全集』はタワーレコード渋谷店クラシックデイリーチャートで1位を獲得! 牛牛は今作について「自分はまだ12歳。ほかのベテラン・ピアニストとはまた一味違う、少年の感覚で奏でるショパンを楽しんでください。きっと皆さんに感動を与えることができると思います!」と、頼もしい言葉でイベントを締めくくりました!