6月13日（日）、東京・タワーレコード新宿店の屋上ステージにて、タワレコが発行するフリーマガジン「TOWER」創刊300号を記念したライヴ・イベント＜clammbon live「2010」＠TOWER RECORDS SHINJUKU＞が行なわれました！

　16:00、ステージに登場したクラムボンは、野外のライヴ会場とはまた一味異なる屋上独特の雰囲気と、非常に近い客席との距離を見て「なんかすごいねぇ！」と、メンバー同士笑顔で顔を見合わせる。「KANADE Dance」でライヴはスタートするや、繰り返す転調で会場のボルテージをあげていく「NOW!!!」へ。

　クラムボン流ロック・チューンの「Ka-Ka-KaLMa!」では、拡声器をマイクがわりにオーディエンスを煽る原田郁子（vo）の声が響き、MCでは今日でライヴが3日連続であることを明かし「今日はしぼりだしますよ！」というミト（b）に、会場からは拍手と歓声が。何度もアイコンタクトを取りながら楽しそうに演奏された「ハレルトマヂカ」、アコースティック・ギターのやさしい音色と語りかけてくるようなヴォーカルが心に染みる「tiny pride」のあと、短いMCを挟んで披露された「パンと蜜をめしあがれ」では、イントロが鳴った瞬間に大きな歓声！ 会場に軽やかな手拍子とピアノの旋律が響いた「シカゴ」、そして続く「サラウンド」で、会場の盛り上がりは最高潮に。

　「Folklore」では、東京のまんなか・新宿のビルの屋上に大合唱が響き渡り、この日を締めくくったのは、THA BLUE HERBとのコラボ曲、タワーレコード30周年記念シングルとしてリリースした「あかり from HERE〜NO MUSIC, NO LIFE.〜」のクラムボン・ヴァージョン。

　会場からは当然のように「アンコール」の声があがり、スタッフから「今日のライヴはこれで終了です」というアナウンスが……と思ったところで、なんと、全く予定になかったアンコールが急遽決定！ 再びステージに姿を現したミトが「ほんとに予定になかったんですけど、これがクラムボンのライヴです！」、「デビュー曲やります！」という原田郁子の声で「はなれ ばなれ」を披露、感動と興奮のステージはフィナーレへ。

　9月5日には、よみうりランド内にある8,000人規模の会場でライヴが決定しているクラムボン。今後のスケジュールも要チェックです！