今年75歳を迎える
小澤征爾。2009年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本のライヴ録音が2タイトル発売されます。
1枚は
『ブラームス:交響曲第2番、ラヴェル:シェエラザード 他』(UCCD-1269 税込2,800円 7月14日発売 ※写真)、もう1枚は
『ブリテン:戦争レクイエム 作品66』(UCCD-1270 税込3,000円 7月28日発売)。待望の最新録音です!
『ブラームス:交響曲第2番、ラヴェル:シェエラザード 他』は、小澤征爾が得意とする
ラヴェルでの華麗かつしなやかなサウンド、
スーザン・グラハムの叙情性豊かな歌唱とオーケストラの繊細さ、そしてサイトウ・キネンの原点とも言えるブラームスでの澄みわたる響きが聴きもの。20年以上に渡るこのコンビの充実ぶりが伝わってくる演奏です。
『ブリテン:戦争レクイエム 作品66』は、ステージを埋め尽くしたオーケストラと合唱に加え、客席には児童合唱が配置され、反戦のレクイエムを奏者全員が一丸となって演奏した渾身のライヴ。小澤征爾はこの作品を“ブリテンの最高傑作”と賞賛し、戦争の悲惨さや怒り、悲しみといった感情を見事に表現しています。
2タイトルともに、通常盤はSHM-CD仕様。さらに、新たに開発された究極の高音質ソフト、“SA-CD〜SHM仕様”での初回限定盤もリリースされます。オーディオ・マニアは要注目!
また、今年のサイトウ・キネン・フェスティバルで『サロメ』が上演されることを記念して、小澤征爾の名録音
『R.シュトラウス:歌劇「サロメ」全曲』(UCCD-4569〜70 税込2,800円)が7月14日に再発売されます。
サロメに
ジェシー・ノーマンを起用し、小澤征爾が
ドレスデン・シュターツカペレを指揮したことでも話題になった録音です。