日本を代表するショパン弾きである
高橋多佳子のニュー・アルバム
『リサイタル−ショパンwithフレンズ−』(OVCT-00067 税込3,000円)が7月22日にリリースされます。
『ショパンwithフレンズ』は、
ショパン生誕200年を記念して行なわれたリサイタルのライヴ録音。1810年に生まれたショパンと1809年に生まれた
メンデルスゾーンとを組み合わせ、2人の新たな肖像を描くかのようにプログラムが進んでゆきます。
歌を紡ぐようなショパンの「ノクターン」は、メンデルスゾーンの「無言歌」を思わせます。「華麗なる変奏曲」と「厳格なる変奏曲」、「舟歌」と「ヴェネツィアのゴンドラ」……2人の作品を対比させることで、見えてくるものとは? ポーランドとドイツが同時代に生んだ2人の天才が交友関係を持っていたことはよく知られていますが、これほどまでに音楽的なゆかりがあったとは!
高橋多佳子はこういった対比をみせることによって、作品の新たな本質に光をあてるのです。2つの個性がぶつかり合い、互いに啓発させあいながら、その天才性がくっきりと浮かび上がります。高橋多佳子がショパンと真摯に向き合い、長年取り組んできたからこそ描くことができる世界観と言えるでしょう。
本アルバムは、高橋にとって初めてとなるライヴ・レコーディングとなります。躍動感あふれ、聴衆に語りかけるように、音をホールへと導く演奏は、セッション・レコーディングでは味わえない、音楽の魂を奮えさせるものです。