10-FEET 2010/07/22掲載(Last Update:10/08/17 16:57)
MUSIC ON! TVのレギュラープログラム『GGTV -George's Garage-』でMCを務めるジョージ・ウィリアムズが主催するライヴ・イベント<GG10>。初日の模様をレポート!
開演前から若いパワーみなぎる会場内。過去に行なわれた<GG>のイベントTシャツを着た方が多数見受けられ、<GG>、ひいてはジョージへの信頼の厚さが伺えます。男の子がかろうじて多い男女比で、とにかく女の子たちが元気なのもエネルギッシュたる要因のひとつでしょう。
[SISTER JET] 一番手は東京・福生発3ピース、
SISTER JET。テレキャスター、プレシジョンベースにフロア・ペダル・オンリー、少数精鋭ドラム・キットのシンプリシティが等身大の魅力を引き立てます。ライヴは
『JETBOY JETGIRL』収録の「恋してクレイジー」からスタート。ロックンロール〜ガレージパンク、福生感にじみ出るGSテイストをビート / パワー・ポップに落とし込んだ、熱くも爽快、胸キュン・ナンバーを連発。途中ワタルS(vo, g)より、今回の<GG>はMUSIC ON! TVが3Dカメラで収録しているとの報告が。画面から飛び出るとあってはオーディエンスも半端じゃ寂しい! SISTER JETに負けじとフロアも白熱。会場は早くも温まります。
01. 恋してクレイジー
02. hello goodbye days
03. キャラメルフレーバー
04. La La Dance
05. さよならポケット
06. MR.LONELY[THE BACK HORN] MCジョージによるSISTER JETとの出会いエピソード披露を挟み、SISTER JET同様〈GG〉初出演、
THE BACK HORNが登場! 闇に佇むヴォーカル・山田は素足に全身黒、ロック版ハダシの和製ジョニー・キャッシュといった佇まい。情念渦巻く歌詞と歌唱、サーフやカントリー / ブルーグラス、映画音楽の影響を感じさせながらも、独特のディスコーダント・リフを多用した骨太ヘヴィな楽曲。会場は一気に漆黒に包まれます。しかしダークネスの中から放射されるエネルギーはポジティヴそのもの。それを浴びてオーディエンスもヒートアップ、小さなピットがちらほら。「戦う君よ」を演奏する頃にはその渦はいつしかひとつに。8月4日に発売予定の新曲「閉ざされた世界」にも、バンドは最高の手ごたえを感じたことでしょう。
01. ブラックホールバースデイ
02. 神の悪戯
03. 戦う君よ
04. 白夜
05. 罠
06. ジョーカー
07. 閉ざされた世界
08. 声
09. コバルトブルー[10-FEET] THE BACK HORN終演後のセット・チェンジ中、会場は異様な気象状態に。まだ
10-FEETのライヴは始まってもいないにも関わらず、気温、湿度ともに2割増し、早くも噴火の予測がたつ雰囲気。全員が<GG10>のスタッフTシャツを着用したメンバーがステージに現れると、前方に向かい雪崩勃発!ラップありのミドル・パートが印象的な「super stomper」からライヴが始まるやいなや、間欠泉の如く吹き出るクラウドサーファーたち。間違いなくこの日一番の盛り上がりに。パンク、スカ、ラガマフィン、ヒップホップをほどよく配合したエナジー・ドリンク系の楽曲、ファンひとりひとりの気持ちを大切にする姿勢が隅々まで染みわたり、その場にいた全員を巻き込んだ大迫力のライヴとなりました。TAKUMA(vo, g)の一声でラストに舞い上がったタオルの数。壮観そのものといった様相を呈しておりました。
01. super stomper
02. nil?
03. STONE COLD BREAK
04. Freedom
05. SHOES
06. 1sec.
07. 風
08. RIVER
09. goes on
-encore-
10. 4REST
11. CHERRY BLOSSOM 〈GG10〉の模様は8月にMUSIC ON! TVにてオンエア予定!惜しくも足を運べなかった方、当日の想いにもう一度浸りたい方、必見です!詳しくは<GG10>オフィシャル・サイトでチェック!
■<GG10>オフィシャル・サイトはこちら!
「MUSIC ON! TV presents GG10」
vol.1: 8月28日(土)19:00〜22:00
vol.2: 8月29日(日)19:00〜22:00
※リピート放送は9月を予定