ニュース

ジョージ・ウィリアムズ主催ライヴ・イベント<GG10>、2日目の模様をレポート

9mm Parabellum Bullet   2010/07/23掲載(Last Update:10/07/27 13:01)
はてなブックマークに追加
ジョージ・ウィリアムズ主催ライヴ・イベント<GG10>、2日目の模様をレポート
 7月21日よりスタートしたジョージ・ウィリアムズ主催ライヴ・イベント<GG10>。SISTER JETTHE BACK HORN10-FEET出演の初日に続き、andymoriチャットモンチー9mm Parabellum Bulletというラインナップで開催された2日目の模様をレポート!

 猛暑の中集まったオーディエンスは、黒Tシャツの方が多かった初日に比べ、2日目は白Tシャツが多い印象。とにかく熱いイメージの初日とはまた違った雰囲気。ライヴ前、今か今かと楽しそうに開演を待っているように見える方が多かったのが印象的でした。

[andymori]

 トップを飾るのは、2007年結成の若き3ピース、andymori。2009年の『andymori』、そして本年の『ファンファーレと熱狂』とコンスタントに作品をリリース、着実にという以上に人気・知名度ともに高めている彼ら。ベース、ギター、ドラムを横に並べた変則的なセッティングで登場、メンバー全員同じラインの上なんだ、という意志表示を感じます。どこかフォーキーでノスタルジック、シンプルな楽曲から迸る熱いハート。身近にいるようで、ときおり遠くの世界に行ってしまうような小山田の声が染み渡るライヴに、皆引き込まれている様子でした。

01. Weapons of Mass Destruction
02. ベンガルトラとウィスキー
03. everything is my guitar
04. モンゴロイドブルース
05. クレイジークレーマー
06. 1984
07. FOLLOW ME
08. CITY LIGHTS
09. SAWASDEECLAP YOUR HANDS
10. すごい速さ



andymori


[チャットモンチー]

 一言で言えば“鉄壁”。それはプロデュースされた嘘っぽいものでなく、彼女たち自身の芯から感じるもの。音色を繊細に操りながら確かな指運でメロディを奏で、小さい体からは想像もつかないパワフルなヴォイスを聴かせるえっちゃん。ハードなピッキングでバンドなファットな部分を支えるあっこ。ダレがちなイーヴン・キックも涼しい顔でタイトにキメるクミコン。しかも3人とも楽しそう。それぞれがお互いを信頼し、カヴァーするというバンドのあるべき姿から生まれる強力なアンサンブルは、度重なるツアーを経てさらにパワーアップしているようです。MCでは、彼女たちが独自に開発した9mm Parabellum Bulletモノマネ法“誰でも9mm”をオーディエンスに伝授。とりあえず語尾を9mm「The Revolutionary」のサビに合わせてみる、というもの。これはおもしろいのでおすすめ(笑)! 世田谷ものづくり学校で現在行なわれているクミコンと白井ゆみ枝によるエキシビジョン<ヒトノユメ in TOKYO>の告知も。8月8日(日)までとなっておりますのでお早めに! そして、なんと秋にリリースが予定されている新曲を披露! ストレンジ・ポップな新名曲の誕生です。これからの彼女たちにますます期待したくなるステージとなりました。

01. 世界が終わる夜に
02. Last Love Letter
03. 愛捨てた
04. 8cmのピンヒール
05. 東京ハチミツオーケストラ
06. シャングリラ
07. 風吹けば恋
08. new song!
09. とび魚のバタフライ
10. 染まるよ



チャットモンチー


[9mm Parabellum Bullet]

 ATARI TEENAGE RIOT(アタリ・ティーンエイジ・ライオット)をSEに、9mm Parabellum Bulletがノイジーに登場。ジョージの解説によれば、これまでの<GG>出演者中、オープニング・アクトからトリにまでなったバンドは初めてとのこと。その鰻登りの人気を証明するように、みんなステージ前に殺到! 「Living Dying Message」でライヴがスタートすると、ヘッドバングの人、ポゴダンスの人、音や人に身を委ねる人、人の渦があっという間に出現! それをさらに煽るかのように、激情スラッシュ・ネオクラシカル歌謡とも言うべきナンバーを連発。必殺のハーシュなディストーテッド・ノイズや、華麗極まるツインリード、爆撃ダブルキックが炸裂するたびに大きな歓声が。あちこちから“すご〜い☆”の黄色い声も。ステージをところ狭しと動き回り、“何か”を撒き散らす9mm。圧巻のステージはあっという間に終了。どこかそっけなくも温かいMCもナイスでした。

01. Living Dying Message
02. Vampiregirl
03. Mr.Suicide
04. 光の雨が降る夜に
05. Sleepwalk
06. 命のゼンマイ
07. キャンドルの灯を
08. The Revolutionary
09. Discommunication
10. Cold Edge
11. Lovecall From The World



9mm Parabellum Bullet


 〈GG10〉の模様は8月にMUSIC ON! TVにてオンエア予定!惜しくも足を運べなかった方、当日の想いにもう一度浸りたい方、必見です!詳しくは<GG10>オフィシャル・サイトでチェック!

■<GG10>オフィシャル・サイトはこちら!
GG10


「MUSIC ON! TV presents GG10」
vol.1: 8月28日(土)19:00〜22:00
vol.2: 8月29日(日)19:00〜22:00
※リピート放送は9月を予定
最新ニュース
※ 掲載情報に間違い、不足がございますか?
└ 間違い、不足等がございましたら、こちらからお知らせください。
※ 当サイトに掲載している記事や情報はご提供可能です。
└ ニュースやレビュー等の記事、あるいはCD・DVD等のカタログ情報、いずれもご提供可能です。
   詳しくはこちらをご覧ください。
[インタビュー] 中国のプログレッシヴ・メタル・バンド 精神幻象(Mentism)、日本デビュー盤[インタビュー] シネマティックな115分のマインドトリップ 井出靖のリミックス・アルバム
[インタビュー] 人気ピアノYouTuberふたりによる ピアノ女子対談! 朝香智子×kiki ピアノ[インタビュー] ジャック・アントノフ   テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらを手がける人気プロデューサーに訊く
[インタビュー] 松井秀太郎  トランペットで歌うニューヨーク録音のアルバムが完成! 2025年にはホール・ツアーも[インタビュー] 90年代愛がとまらない! 平成リバイバルアーティストTnaka×短冊CD専門DJディスク百合おん
[インタビュー] ろう者の両親と、コーダの一人息子— 呉美保監督×吉沢亮のタッグによる “普遍的な家族の物語”[インタビュー] 田中彩子  デビュー10周年を迎え「これまでの私のベスト」な選曲のリサイタルを開催
[インタビュー] 宮本笑里  “ヴァイオリンで愛を奏でる”11年ぶりのベスト・アルバムを発表[インタビュー] YOYOKA    世界が注目する14歳のドラマーが語る、アメリカでの音楽活動と「Layfic Tone®」のヘッドフォン
[インタビュー] 松尾清憲 ソロ・デビュー40周年 めくるめくポップ・ワールド全開の新作[インタビュー] AATA  過去と現在の自分を全肯定してあげたい 10年間の集大成となる自信の一枚が完成
https://www.cdjournal.com/main/cdjpush/tamagawa-daifuku/2000000812
https://www.cdjournal.com/main/special/showa_shonen/798/f
e-onkyo musicではじめる ハイカラ ハイレゾ生活
Kaede 深夜のつぶやき
弊社サイトでは、CD、DVD、楽曲ダウンロード、グッズの販売は行っておりません。
JASRAC許諾番号:9009376005Y31015