94年のデビュー以来、上質なメロディでパワー・ポップ・シーンを牽引してきた
ウィーザー(Weezer)。
以前お伝えしたように、エピタフへの移籍を発表した彼らですが、エピタフからの第1弾(通算8枚目)となるアルバム『ハーリー』が日本で10月27日にリリースされることになりました。
今回のレーベル移籍について、フロントマンの
リヴァース・クオモは、「僕たちのキャリアから考えて、今、ウィーザーにはメジャー・レーベルは必要ないと思ったんだ。自分たちのやりたいことに対して、より小回りがきいて、より的確に行動できる場所はここだった、少なくても今はね。さらにいえば、僕たちはブレット・ガーヴィッツ(エピタフのオーナー/
バッド・レリジョンのギタリスト)が大好きなんだよね」と語っており、より自由な環境を手にしたウィーザーの快進撃に期待が高まります。
そんなニュー・アルバム『ハーリー』からの1stシングル「メモリーズ」は、ウィーザー史上最もアップ・テンポなロック・ナンバー! リヴァース曰く「ブ厚いギター・サウンドが乗った、クラシックな60年代ポップ・ソング」という、彼らのルーツに戻った生々しいパワー・ポップ/ロック・サウンドが全開で、一聴してシンガロングできるまさに“アンセム”ソングとなっています。
すでにエピタフのレーベル・サイト(
http://www.epitaph.com)とバンドのMySpace(
http://www.myspace.com/weezer)で視聴できますので、気になる方は即アクセス!
さらにジャケット写真には、アメリカの人気TVドラマ『ロスト』のハーリー役であるホルゲ・ガルシアが起用されていることも発表! 「今作のタイトルには本当に悩んだね。4枚目のセルフ・タイトルにだけはしたくなかった。そんな時ガルシアの写真を見つけて、その写真が放つヴァイブに一目惚れしたんだ」とリヴァース。タイトルについても「今までのセルフ・タイトル同様、絶対に“ハーリー・アルバム”と呼ばれることになるだろうから」と、『ハーリー』と命名。しかし、今までのセルフ・タイトル・アルバム同様にアートワーク上にタイトル名は記しておらず、さらに今作はなんと自身のバンド名「ウィーザー」さえもクレジットなし。あらゆる意味でインパクト大のウィーザーのニュー・アルバムは、アメリカで9月14日、日本盤はボーナス・トラック収録で10月27日発売予定となっています。
※10月27日発売(輸入盤:9月14日)
ウィーザー『ハーリー』
[収録曲]
1.Memories (1stシングル)
2.Ruling Me
3.Trainwrecks
4.Unspoken
5.Where’s My Sex?
6.Run Away
7.Hang On
8.Smart Girls
9.Brave New World
10.Time Flies
※日本盤はさらにボーナス・トラックを収録