今年で第6回を迎える＜ギンザ・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル 2010＞が、10月30日（土）〜11月3日（水・祝）の5日間にわたって開催されます。国内外の多彩なアーティストが集い、銀座にある複数会場で行なわれ、しかもすべて無料で観覧できるという、素敵なフェスティヴァル。今年のフェスを彩る12組のアーティストが発表されました。

　まず人気コンテンポラリー・ピアニストの国府弘子がギンザ初出演。今ステージは、日本ジャズ界のマエストロ・前田憲男とピアノ・デュオでの登場となります。そして、アメリカから、今年5月に日本デビュー盤『青い影』をリリースしたヴォーカリスト、ヘイリー・ロレンが来日。サックスの大田剣とともに、艶のある歌声を響かせてくれるでしょう。そのほか、今年デビューを果たしたアルト・サックスの新星・纐纈（こうけつ）歩美や、クロスオーヴァー・インスト・バンドのbohemianvoodooがトランペッター島裕介とのスーパー・セッションを繰り広げます。

　また、今年はラテン系アーティストの充実も大きな特徴。筆頭は、力強いラテン・リズムと情熱的なギター・アンサンブルが楽しめる、元ジプシー・キングスの中心メンバー率いるグループ、チコ＆ザ・ジプシーズ。そして日本からは、ピアニストのクリヤマコト率いる日本ジャズ・ブラジリアン・シーンのトップ・ミュージシャンが集結したRHYTHMATRIX（リズマトリックス）、日本で数少ないラテン・ピアニスト仲田美穂とラテン・ヴァイオリニストのSAYAKAらが出演。心地よいグルーヴ感を持った情熱的なパフォーマンスを魅せてくれることでしょう。

　開催会場は7ヵ所（全21ステージ）。すべて観覧無料ですが、一部ホール公演では申し込みが必要となります。申し込み方法は、9月1日（水）にオフィシャル・サイト（http://www.ginza.jp/ginzajazz/index.html）でアナウンスされます。タイムテーブルと会場マップはすでにアップされていますので、こちらも要チェックです！