ブリティッシュ・ロックの大ベテラン、ユーライア・ヒープ（Uriah Heep）が10月に来日公演を行なうことに。同月には、初期作6タイトルの高音質SHM-CDを採用した紙ジャケット仕様盤も発売されます。

　今回の来日公演は、『対自核』と並ぶバンドの代表作の1枚『悪魔と魔法使い（Demons and Wizards）』（1972年 / 写真）の完全再現を特色としたステージで、当日はそのほか、代表曲を中心にしたベストなセット・リストになる予定です。会場は神奈川・ CLUB CITTA'、日時は10月23日（土）と24日（日）の2日間。唯一のオリジナル・メンバーであるミック・ボックス（G、Vo）のほか、トレヴァー・ボルダー（B、Vo）、バーニー・ショウ（Vo）、フィル・ランゾン（Key、Vo）、ラッセル・ギルブルック（Ds）による編成で、またゲスト・プレイヤーとして元ホワイトスネイクのミッキー・ムーディ（G）も加わります。チケットの一般発売は8月28日より。CLUB CITTA' の公式サイト（http://clubcitta.co.jp/001/uh/）では先行予約の受け付けが実施されています（8月26日まで）。

　この来日にあわせて10月20日に発売されるのは、来日公演で完全再現される『悪魔と魔法使い』（UICY-94724）のほか、『ユーライア・ヒープ・ファースト』（1970年 / UICY-94721）、『ソールズベリー』（1971年 / UICY-94722）、『対自核』（1971年 / UICY-94723）、『魔の饗宴』（1972年 / UICY-94725）のオリジナル・アルバム5作と、ライヴ・アルバム『ユーライア・ヒープ・ライヴ』（1973年 / UICY-94726〜7）の計6作。いずれも音源は英国制作2003年リマスターを採用。英国初回盤LPを再現した紙ジャケ化で、同LP盤を再現したシリアル・ナンバー入りレーベル・カードの封入も予定されています。初回生産限定でのリリースとなりますので、ご予約はお早めに。