9月22日(水)、ついに発売された
バニラビーンズのベスト・アルバム
『VaniBest』。前日の21日夜には突如、オフィシャル・サイト、ブログ、twitterにて「9/22(水)14:00 タワーレコード渋谷店で何かが起こる」との告知がアップ、一体何が起きるのか注目が集まっていました。
ファンや多くのメディアが集まる中、予定の時間を5分過ぎたところで、なんと昔懐かしのチンドン屋を従えてバニビの2人が登場。予想だにしなかった展開に、集まった観衆からは大きな拍手と大歓声が沸きあがるなか、「北欧からやってきた、清楚でイノセンスな〜」というバニビが登場と共に発するいつものキメフレーズを、太鼓の音と共にチンドン屋が前口上で朗々と謳い上げ、演奏がスタート。チンドン屋風アレンジで演奏されたのは、今回のベスト盤にも収録されている「100万回のSMK」! バニビはチンドン屋が演奏する後ろに付いて回りながら、刷り上ったばかりの超豪華フリーペーパー第2弾「超月刊コミック バニラビーンズ」を道行く人に無料配布し、自らの作品をPRしました。
これまでも実験型次世代アイドルとしてさまざまなプロモーションを行なってきた彼女たち。ほかのアイドルではありえないプロモーションを数々披露してきましたが、今回はこれまでの活動を総括する作品(=ベスト盤)のリリースということもあり、PR方法も“原点に立ち返る”という理由から、チンドン屋とのコラボPRを思いついたとのこと。
チンドン屋PR終了後、レナは「楽しかった。次はチンドン屋さんの中に入って一緒に演奏したい」と満足げにコメント。また、ベスト・アルバムについて、リサは「ベスト盤だけど新曲もいっぱい入っているので、今までの作品を持っている人も、持っていない人も楽しめる内容です。是非聴いてください」と語っています。
なお、ここで配布されたフリーペーパーは、暫くはバニビのインストア・イベント会場などに行かないと手に入らない模様。欲しい人はぜひ会場へ!
……そしてタワーレコード渋谷店でのチンドン屋プロモーションの約4時間後。秋葉原にあるishimaru soft本店 / 8Fホールではベスト盤初のインストア・イベントが開催。<バニビが“SMK”して あ・げ・る>というタイトルだけが発表され、何をするのかは一切伏せられていたこのイベント。“SMK”が“週末KISS”の略語だけにもしや……と、期待が集まっていましたが、ついにその詳細が明らかに!
ベスト盤に収録されている楽曲3曲を歌唱した後、バニビは一旦降壇。その後、いきなりバニビに似つかわしくない猛々しい楽曲が流れ、ムエタイを思わせる格闘技装束に身を包んだ2人が登場。80年代後半、バブル絶頂期のバラエティよろしく観客を煽った後、なんと今回は握手の変わりに来てくれたお客さんに“KICK”のプレゼント! ……SMKの“K”は“KISS”ではなく、なんと“KICK”!!!
通常のアイドル・イベントならば、帰るお客さんがいてもおかしくないところですが……、さすがバニビ・ファン。購入者特典として、「握手」or「臀部をKICK」のどちらかが選べましたが、ほぼ全員が“KICK”を選択! 嬉々として臀部を蹴られ、イベントはつつがなく幕を下ろしました。
今回のインストア・イベントは後4ヵ所での開催を予定。イコール、アイドルに臀部をKICKされるチャンスは後4回! ぜひぜひ駆けつけましょう!