10月11日(月・祝)に行なわれた
THE BAWDIES<『THERE'S NO TURNING BACK』ONE MAN TOUR 2010>ファイナル公演は大成功の復活劇に!
同公演の全国ツアー最中、交通事故によりJIM(g、cho)とMARCY(ds、cho)が腰椎を痛めたことにより、ツアー5公演を延期するといった状況から約2週間を経ての公演となったTHE BAWDIESでしたが、そんな状況をまったく感じさせない見事な復活公演を披露しました! なおこの日のライヴの模様は、12月22日にDVDとして発売決定!
ライヴ当日はヒット・シングル
「HOT DOG」と2ndアルバム
『THERE'S NO TURNING BACK』のジャケット写真でもお馴染みのロシア製車「UAZ(ワズ)」が快気を祝して渋谷AXに登場するなど、公演2時間前から大盛況&大行列! 元気なバンドの姿を今か今かと待ち望むファンの姿でごった返すばかり。
渋谷AXにはファン約1,700人が集結。隙間が見当たらないくらいの超満員状態のところへ、悲鳴のような歓声が上がる中、メンバー登場! まずはROY(vo、b)がシャウトで応える!
もはや、待ちきれない会場に対して、1曲目からいきなりハイテンション「I'M A LOVE MAN」を披露。怪我をしたはずのJIMが「おれは元気だぜ」と言わんばかりに飛び跳ね、MARCYが軽快にリズムを刻む。
その後、MCでROY「本当に復活したのかい?と思っている人もいるでしょう。これを味わって確かめてください!!」と叫び、「HOTDOG」。続く「KEEP ON ROCKIN'」では、JIMがステージを駆けずり回り、観客の手拍子を煽る。ヒートアップし続ける、ハイテンションなパフォーマンスは、もうすっかり心配ないことをファンに伝えるには十分だったのでは!
その後のMCでは、ROYが「完全復活です。本当に生きてて良かった! みんなも前でこうして演奏できるのがどれだけ幸せか噛み締めてます」と想いを語リ、さらに今回のアクシデントで、MARCYが大切にしていた、マンガ『ONE PIECE』の人気キャラクター“エース”のフィギュアがバラバラになったエピソードも披露。MARCYは「エースが身代わりになってくれました。ルフィの気分です」とわかる人にはわかるMCで会場を沸かせると、今回の事故で怪我をしたもう一人のメンバー、JIMが「親不孝者にならずにすみました。今日は事故のことなんて感じさせず、いつも通りやりたいと思ってます!」と心配をかけたファンに誓った。
その後、メジャー・デビュー曲「EMOTION POTION」など、さらにハイテンションなナンバーが続く頃には、もうすっかり普段のTHE BAWDIESのステージ。中盤では「今日はスペシャルゲストが来てくれています。THE BAWDIESです!」というROYの謎のMCにざわめく観客の前に、天井からステージの端から端まであろうかという、THE BAWDIESの名前の巨大電飾。その大きさと明るさにステージは一気に華やかになり、観客からも歓声が沸き立つ。
「こんなものを目の前にしてクールでいてくれというのも無理がありますが、できるだけクールに行きましょう!」というMCと共に最新シングル曲「JUST BE COOL」を演奏。本人のMCとは裏腹に、メンバーも観客もクールどころか、歓喜と興奮の渦へ。当日はダブルアンコールも含む全24曲を演奏、今あるすべての力を絞りきったと言わんばかりの大迫力のステージを披露したTHE BAWDIES。今後の動きにも注目しましょう!
Photo By 橋本塁 (SOUND SHOOTER)