CDジャーナル ムック『331/3の永遠』も好評のシンガー・ソングライター、鈴木祥子の新作2タイトルが立て続けに登場します。

　まず、マキシ・シングル「青空のように c/w Rock'n'Roll お年玉」（XQHD-1002 / 1月26日発売）は、2009年にリリースされた『A LONG VACATION from Ladies』収録の「さらばシベリア鉄道」に続く大滝詠一のカヴァー曲（オリジナルは『ナイアガラ・カレンダー』に収録）。1インチテープ16チャンネルのアナログ・レコーダーでの一人多重録音によるもので、エンジニアは奇才、中村宗一郎が担当しています。ウォール・オブ・サウンドに挑戦、カスタネットの連打が耳を刺激します！　カップリングの「Rock'n'Roll お年玉」は、2009年12月の渋谷AXでのライヴより。

　もう1枚は、SINDEE & FORESTONESの6曲入りデビュー・ミニ・アルバム『Sindee & Forestones Sings Leiber & Stoller』（XQHD-1003 / 1月26日発売）。SINDEE & FORESTONESは、実はすべて鈴木祥子の演奏による架空の女性コーラス・グループ。「ハウンド・ドッグ」や「スタンド・バイ・ミー」など数多くの名曲を生み出してきたアメリカのソングライター / プロデューサー・チーム、リーバー&ストーラーのカヴァー・アルバムで、「LUCKY LIPS」ほかステレオとモノのそれぞれ2ヴァージョン計6曲12テイクが収録されています。こちらも完全オール・アナログ録音です。

　さらに、上記2タイトルの発売に先駆けて、「鈴木祥子 / SINDEE & FORESTONS」名義のスプリット・シングル盤「青空のように / LUCKY LIPS」（BEEP-4）が先行アナログ7インチ・シングル（限定500枚）として12月22日に発売されます（これはライヴ会場及びweb通販のみの販売）。詳細情報は近日galabox（http://www.galabox.net/）にて発表されます。（写真は、鈴木祥子による映画のオリジナル･サウンドトラック『ROMANCES SANS PAROLES - BANDE ORIGINALE DU FILM -』）