今週、21周年第1弾ミニ・アルバム
『Goldfingers』をリリースしたばかりの
東京スカパラダイスオーケストラ、<and PARADISE goes on..tour>以来、約1年ぶりとなる全国ツアー<“WORLD SKA SYMPHONY”TOUR>が渋谷C.C.Lemonホールで開幕!
彼らのライヴでは登場の際の定番となっている「I SPY」が流れると集まった2,000人の観客は総立ち! 大きな歓声と拍手が響き渡り、テンポの良い演奏に乗ってメンバーが登場すると、さらなる大声援が会場を包む。
今回の全国ツアーは今年3月にリリースした15枚目のアルバム
『WORLD SKA SYMPHONY』と、ミニ・アルバム『Goldfingers』から主に選曲され、新しいセットリストで臨む内容に。バリトンサックスの谷中敦は「俺たちはずっとツアーの初日待ってたよ!! こうしてみんなと会えたことが嬉しい!! 戦うように楽しんでくれ!!」と熱くメッセージ!
注目は、『Goldfingers』に収録されている世界的ジャズ・ピアニスト
上原ひろみとのコラボ曲「水琴窟-SUIKINKUTSU-」。日本庭園の仕掛けのひとつである“水琴窟”をそのままタイトルに持ってきたこの曲は、和の雰囲気漂う楽曲で、(上原ひろみとの共演は叶わなかったものの)沖祐市の荘厳かつ、力強いピアノが会場を一瞬静寂にし、そのあとに響き渡るホーンの音色が一層際立つパフォーマンスに会場は魅了。
また、1997年の武道館公演で1曲目に演奏され、『Goldfingers』で初の音源化となった「THE PEAK」も久しぶりに披露。新たなアレンジを取り込み、往年のファンも今回が初めて聴くファンも伝説の名曲に酔いしれていた模様。スカパラは全20曲をファンとともに疾走し、さすがのツアー・オープン戦を飾りました!