なんでも吹けちゃうスーパー・ホルン奏者、
ラデク・バボラーク(Radek Baborak)のニュー・アルバム
『BABORAK PLAYS ETUDES ―オーケストラ・スタディ&ホルン・エチュード集―』(OVCC-00080 税込2,500円)が11月17日にリリースされます。
「世界には、私よりももっと技術的に上手なホルン奏者はたくさんいる。しかし、自分の強みは“なんでもやる”ことである」と言うバボラーク。新しいアルバムは、バボラークがホルン一本勝負で数々のオーケストラ・スタディとホルンのための練習曲集を吹くという斬新な企画です!
オーケストラ・スタディは
マーラーの交響曲、
R.シュトラウスの「ティル・オイレンシュピーゲル」「英雄の生涯」、
チャイコフスキー:交響曲第5番2楽章からのソロなど、ホルンの“おいしい”ところばかりを集めたほか、
ベートーヴェンの交響曲のテーマを元にした
フランツ・シュトラウスの練習曲集、
ストラヴィンスキー「春の祭典」のリズムに則ったクーツィールの練習曲など、個性的な曲目を収録。
オーケストラ・スタディはあくまで音楽の流れにこだわり、ホルン・パートのみならずオーケストラ・パートまでも演奏しており、バボラーク流のアレンジも加えています。幼い頃から約2000曲あまりの膨大な練習曲をこなしてきたというバボラークならではのアイディアや、前代未聞ともいえる超絶テクニックが聴きどころです。
こんなにとてつもないホルン演奏をするプレイヤーがこの世に存在したのかと思わせるほど圧倒的!
「ホルンを吹く学生やホルン奏者だけでなく、他の楽器の奏者や、音楽に携わらない人にも聴いてもらいたい。ここで抜粋したのは非常に音楽的なものであり、1枚のアルバムとして純粋に楽しんでもらいたい」とバボラーク。ベルリン・フィル首席奏者時代を彷彿とさせる演奏をぜひご期待下さい!