11月10日、ニューシングル
「DISCO」をリリースし、翌日からツアー<ANDROGYNY INSANITY>がスタートした
サッズ。初日は
清春のソロ公演、2007年の12月以来である高崎Club FLEEZ!
キャパ・オーバーかと思うほどすし詰め状態のフロアが、開演時間の18:30を10分ほど過ぎた頃、オープニングSEと同時に一気に前方に押し寄せる。予想を大きく裏切って、1曲目は未発売である「ANDROGYNY INSANITY」。この曲は12月8日発売のミニ・アルバム
『Lesson2』に収録が予定されており、ライヴでもすでに数回演奏されるなど、ファンの間ではもう周知の楽曲。もう完全に曲の構成を覚えているファンも多い様子。
冒頭のMCで清春が言ったとおり、この日は『Lesson2』収録曲が1曲だけ除いて、全て演奏。K-A-Z(g)とクボタケイスケ(b)が、清春とかけ合いのようなコーラスをとるのが印象的な新曲も繰り出し、後半には“ドラム殺し”のキラー・チューンを連発。本編ラストは今まで1曲目で演奏されていた新生サッズの第1弾音源「EVIL」で終わるというセット・リストに。
アンコールでは当初予定していた新曲を変更し、「See A Pink Thin Cellophane」が演奏されましたが、この変更した新曲のミュージック・ビデオが終演後の会場モニターで急遽放映されるという、まさかの演出(このビデオは先日の清春バースデー・ライヴ終演後に撮影が行なわれ、『Lesson2』のDVDに収録予定)も。そしてラスト「CRACKER'S BABY」ではステージ上にセキュリティが何人も上がってダイバー客を捌く状態となるほどフロアは大爆発、熱狂のうちにツアー初日は幕を下ろしました。
恐るべきモンスター・バンド、サッズの新作『Lesson2』がいち早く聴けるライヴ・ツアー、くれぐれもお見逃しなく!