2001年12月、脳腫瘍のため34歳という若さでこの世を去ったDEATH（デス）のギタリスト兼シンガー / メインコンポーザー、故Chuck Schuldiner。彼が晩年に率いたプログレッシヴ・パワーメタル・バンド、CONTROL DENIED（コントロール・ディナイド）が残した唯一のアルバム『The Fragile Art Of Existence』が、2CD / スリップケース仕様の豪華盤（写真）で復刻！　帯、日本語訳付の国内盤仕様（YSCY-1194〜5 税込1,980円）が11月24日に発売となります。

　Chuck以下、ギターに同じくDEATHのShannon Hamm、ヴォーカルに現PHARAOHのTim Aymar、ドラムに元ICED EARTH（アイスド・アース）、BURNING INSIDEのRichard Christy、そしてベースにはSADUS（セイダス）、DEATH、TESTAMENT（テスタメント）ほかのSteve DiGiorgioという、ヴィルトゥオーゾ揃いで編成されたCONTROL DENIED。DEATHのラスト・アルバム『The Sound Of Perseverance』で見せたパワーメタル志向をさらに推し進め、かつプログレッシヴ期金字塔3部作『Human』『Individual Thought Patterns』『Symbolic』のテイストを持ち込んだ極上のプログレッシヴ・パワーメタルとなっています。ヴァージョンアップしたWATCHTOWER（ウォッチタワー）のような風合いは、全プログ・メタル・ファン必聴！

　今回の復刻盤には、1996〜97年にかけて録音されたデモ音源を収録のボーナス・ディスク、Richard Christyによるライナーノーツが付属。Chuckの想いが詰まった貴重なデモ音源はもちろんファン要チェックですが、Chuckの人となりが窺える思い出話満載のライナーノーツも必読！　国内盤に付属の対訳でぜひ味わっていただきたい、当時の空気が伝わる素晴らしい内容となっています。