世界的指揮者・
小澤征爾が病気療養から復活を果たしたニューヨークのカーネギーホール公演の
ライヴ音源CDが1月26日に緊急リリース!
小澤征爾は、昨年1月に食道がんの手術を受け、指揮活動を休止し病気の治癒に専念。以来、本格復帰へ向けて入念な準備が行なわれ、12月14日にはニューヨーク・カーネギーホールにて復活を果たしました。
その記念すべき公演とあって、CD音源化の要望が殺到。今回異例の緊急リリースに至ったとか。このライヴの全曲テレビ放映はなく、聴けるのはCDのみ!
曲目は“小澤征爾といえばこの曲”得意の
ブラームスの交響曲第1番。全ての力を振り絞って完全燃焼へと向かう小澤の指揮に応えるかのように、オーケストラもまた最高の音を紡ぎ出した、珠玉のライヴの興奮がそのままに詰め込まれた一枚となっています。
また、このCDは、日本で最も多くクラシックCDが売れている銀座山野楽器本店にて、早くもクラシックCD予約数歴代1位を記録。これは、日本で100万枚の記録的ヒットとなった自身の『ニュー・イヤー・コンサート2002』を超える予約状況で、“世界のオザワ”の完全復活をその耳で確かめたいファンの多さを物語っているのでは。
なお、発売元のユニバーサルの担当者によると「12月14日の公演後、1月26日の発売を目指して正月に小澤さんに音源チェックをしていただくなど、緊急の制作、生産体制で望みましたが、発売日に店頭に並ぶCDの枚数が足りるかどうか心配です。発売日に確実に手に入れていただくためにはCD店で事前にご予約いただくことをおすすめします」とのことなので、購入を考えている人は予約がオススメ!
Photo:Michiharu Okubo
写真提供:サイトウ・キネン・フェスティバル松本実行委員会