ドライヴ・ライク・ジェイフー 2002/11/25掲載(Last Update:08/03/31 17:57)
昔々、サンディエゴに“
ピッチフォーク”というバンドがおりまして。このバンドが解散後、中心人物だった
ジョン“スピード”レイスと
リック・フロバーグによって結成されたのが“
DRIVE LIKE JEHU”(メンバーには現在、
ハスキング・ビーなどを手掛けるプロデューサーとなったマーク・トロンビーノも在籍)。その後ジョンが
ロケット・フロム・ザ・クリプトを始動させたため、3枚のアルバムを残し、このバンドは自然消滅・・・となったのですが、このDRIVE LIKE JEHU、ポスト・ハードコア〜エモで活躍しているバンドの中での評価は異常に高く、今でも数々のフォロワーを生み続けている名バンドでありまして。
ジョンとリックが復縁して結成された“
ホット・スネイクスの2ndアルバム『Suicide Invoice』がリリース! ついでにROCKET FROM THE CRYPTもNEWアルバム『LIVE FROM CAMP X-RAY』をリリース! と関連作品が続いてリリースされた今日この頃、締めにはやっぱりDRIVE LIKE JEHUがドーンと登場! ラスト・アルバムとなった『YANK CRIME』(写真)が、ボーナストラックとして、7インチ盤「Hand Over Fist" b/w "Bullet Train to Vegas」と、コンピレーション盤『Headstart to Purgatory』に収録されていた3曲を追加し、ジョンの運営する“
Swami Records”より11月19日に再発されました!
『YANK CRIME』
1.Here Come The Rome Plows
2.Do You Compute
3.Golden Brown
4.Luau
5.Super Unison
6.New Intro
7.New Math
8.Human Interest
9.Sinews
10.Bullet Train To Vegas(ボーナストラック:7インチ収録曲)
11.Handover Fist(ボーナストラック:7インチ収録曲)
12.Sinews(ボーナストラック:コンピ盤収録曲、オリジナル・バージョン)
丁寧に刻まれていく展開に対して、ぶちまける絶叫のヴォーカル・ライン。鳴りは完全に“ハードコア”な精神溢れた、熱さとノイズがひた走る直情直球のアグレッシヴ・サウンド。これを聴けば、エモな聖域“サンディエゴ”の真髄が垣間見える、ひたすらお店へ猛ダッシュの名盤。聴いときましょう。
■ROCKET FROM THE CRYPTの公式HPは、
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■HOT SNAKESの公式HPは、
こちら。