世界に向けて新年の始まりを告げるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサート。2011年の指揮台には、
小澤征爾の後を継いでウィーン国立歌劇場音楽監督に就任した
フランツ・ウェルザー=メスト(Franz Welser-Most)が初登場しました。
このコンサートを収録したCD
『ニューイヤー・コンサート2011』(UCCD-1281〜2)が早くも1月26日に発売されましたが、
DVD(UCBD-1106 税込5,000円)が2月16日にリリースされます。
今年はニューイヤー・コンサートで初めて演奏された作品も6曲登場。2011年に生誕200年を迎えたリストの「メフィスト・ワルツ」第1番が演奏されるなど、凝ったプログラミングで恒例のコンサートに新しい風を送り込みました。ウェルザー=メスト自らの祖先と関わりの深い作品も選ばれています。
※2月16日発売
フランツ・ウェルザー=メスト指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
『ニューイヤー・コンサート2011』(UCBD-1106 税込5,000円/DVD)
[収録曲]
01. 騎士行進曲op.428(J.シュトラウス2世)
02. ワルツ「ドナウ川のおとめ」op.427(J.シュトラウス2世)
03. アマゾン・ポルカop.9(J.シュトラウス2世)
04. デビュー・カドリーユop.2(J.シュトラウス2世)
05. ワルツ「シェーンブルンの人々」op.200(ランナー)
06. ポルカ「勇敢に前進」op.432(J.シュトラウス2世)
07. 騎士パズマンのチャルダーシュop.441(J.シュトラウス2世)
08. ワルツ「別れの叫び」op.179(J.シュトラウス2世)
09. 「熱狂的なギャロップ」op.114(J.シュトラウス1世)
10. 村の居酒屋での踊り(リスト)
11. ポルカ・マズルカ「遠方から」op.270(ヨゼフ・シュトラウス)
12. スペイン行進曲op.433(J.シュトラウス2世)
13. バレエ「イベリアの真珠」〜ジプシーの踊り(ヨゼフ・ヘルメスベルガー2世)
14. ギャロップ「カチューシャ」op.97(J.シュトラウス1世)
15. ワルツ「わが人生は愛と喜び」op.263(ヨゼフ・シュトラウス)
16. ポルカ「ブレーキもかけずに」op.112(E.シュトラウス)
17. 新年の挨拶(E.シュトラウス)
18. ワルツ「美しく青きドナウ」op.314(J.シュトラウス2世)
19. ラデツキー行進曲op.228(J.シュトラウス1世)