フォーク・シンガー、前野健太の2009年から2010年までのライヴ映像を中心に構成したドキュメンタリーDVD『DV』が、2月13日に発売されます。ニューヨーク、ドイツ、福岡、弘前、高円寺、渋谷……世界中を飛び回った演奏の記録を丁寧に織り込んだDVD2枚組187分、全41曲という大ヴォリュームの内容で、監督は『ライブテープ』の松江哲明。

　その『DV』の発売を記念した爆音イベント＜DV Fes 2011＞が、明日2月5日から11日まで6夜連続で幡ヶ谷forestlimitにて開催されます。

　＜DV Fes 2011＞は、『DV』をライブバージョンに再編集した爆音上映と、アーティストによるライヴ・パフォーマンスとの”対バン”形式で構成される前代未聞のイベント。出演アーティストには、GELLERS、昆虫キッズ、住所不定無職、池永正二（あらかじめ決められた恋人たちへ・シグナレス）、NRQ、ジョニー大蔵大臣（水中、それは苦しい）、太平洋不知火楽団、マキタスポーツ、スカート w/pop鈴木、AZUMI、Tenko w/西井夕紀子、ミニースターダスト、あだち麗三郎 他、oono yuuki、岩井澤健治、大橋裕之、大根仁、天久聖一といった錚々たる個性的な面々が並んでいます。

　なお、『DV』ライブバージョンは、商品として作られた音からさらにライヴ用に再調整されているとのこと。映像と生演奏の対バンという映画館ではなくライヴ・ハウスでしか成立しない、この挑戦的な上映イベントをお見逃しなく！