ジャズ、ファンク、テクノ、アンビエント……さまざまな音楽を実験的に料理する鬼才ベーシストの
ビル・ラズウェル(Bill Laswell)が、日本の気鋭ミュージシャンとガチンコ・セッションしたスタジオ録音盤
『KAI/混沌』(PCD-25126 税込2,625円)と、ライヴ・バトルを収録した
『ベース&ドラム』(PCD-25125 税込2,625円)を3月2日にリリースします。
『KAI/混沌』には、新生
DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENにも抜擢されるなど今、日本で最もオファーの多いドラマー
千住宗臣、そしてサックス&電子音には
相対性理論と合体した映画主題歌「乱暴と待機」でも注目を浴びるインプロヴァイザー兼音楽評論家の
大谷能生、さらにはギターには、ポスト・ロック・バンド、
狂うクルーから村田学が参戦!
ロック、ノイズ、アヴァンギャルド、ジャズ、エクストリーム、あらゆるインストゥルメンタル・ミュージックのエキスが凝縮した、ロック・フィーリング溢れる聴きどころ満載のセッション・アルバムとなっています。
そして、『ベース&ドラム』は、
LOSALIOS、
FRICTIONの
中村達也、
深町純や
渡辺香津美、
後藤次利らと活動経験のあるベテラン、
山木秀夫という2人のドラマーを迎えて繰り広げられた、2010年9月3日に東京・六本木スーパー・デラックスで行なわれたライヴの実況録音盤。
縦横無尽に多彩なフレーズを繰り出し、重く激しく軽快にグルーヴするラズウェルのベースを軸に、豪放一途な中村のドラムが文句なしにカッコイイ、ラズウェル×中村によるロック的な「金槌 弌」、山木の技巧が光る、ラズウェル×山木によるしなやかにドライヴする「金槌 弐」、ラズウェル×中村×山木によるガチンコ・バトル「金槌 参」の3パートで構成される、極上の緊張感あふれるライヴ作品となっています。
ウェイン・ショーターらと結成した
V.S.O.P.クインテットでの活躍、ラズウェルらが全面バックアップした
ハービー・ハンコック『フューチャー・ショック』(83年)の参加をはじめ数々の名作を世に送り出し、グラミー賞も多数受賞するなど、その賞賛には枚挙に暇がないビル・ラズウェル。そんな輝かしい彼の歴史に新たに名を刻むであろう、必聴作の登場です!
※3月2日 2作同時発売
ビル・ラズウェル/千住宗臣/大谷能生/村田学(狂うクルー)
『KAI/混沌』(PCD-25126 税込2,625円)
[収録曲]
5曲収録予定(タイトル未定)
ビル・ラズウェル/中村達也/山木秀夫
『ベース&ドラム』(PCD-25125 税込2,625円)
[収録曲]
01.金槌 弌
02.金槌 弐
03.金槌 参