ボストン・パンクの雄、
ドロップキック・マーフィーズ(Dropkick Murphys)のニュー・アルバム『ゴーイング・アウト・イン・スタイル』。ボーナス・トラックを追加した日本盤が4月6日(米で3月1日)にリリースされます。本作には、なんと
ブルース・スプリングスティーンがゲストで登場! ほかにも
ファット・マイク(
NOFX)やクリス・チェイニー(
リヴィング・エンド)といった面々が参加した豪華な一枚となっています。
ドロップキック・マーフィーズは、1996年にボストンで結成。リーダーのケン・キャシーがアイルランド民族の血を引いていることもあり、アイリッシュ・トラッド・ミュージックの影響を多分に受けたアイリッシュ・パンクの代表格と言える存在。
7作目となる新作『ゴーイング・アウト・イン・スタイル』は、哀愁漂うサウンドの中にも胸を熱くするメロディが織り込まれた一枚に。どこか寂しげな今の世の中を元気にしてくれそうな作品となっています。本作のテーマは、初期のアイルランド移民であるコーネリアス・ラーキンの人生の足跡を辿ることだそうで、ケンは、「彼は16歳の時に移り、戦争にも参加した。若くに結婚して家庭を築き、さまざまな話を残した。その中の幾つかはフィクションなんだけど、多くは祖父や友人たちから受け継がれてきた話なんだ」と話しています。
自らのルーツに敬意を示し、またそれを次の世代へ語り継ごうとするマーフィーズだからこそ生み出せる真に人間味に満ち、生命力にあふれた本作。期待しましょう!