『ユメ十夜』『ねらわれた学園』などで知られる映画監督、
清水厚の最新作『ナナとカオル』が、3月12日(土)より渋谷ユーロスペースにて公開されることになりました。主題歌をはじめ音楽は
GOMES THE HITMANの
山田稔明が手がけています。
『ナナとカオル』は、隣どうしに住む幼馴染の高校生ナナとカオルを主人公にした恋愛映画。ふとしたことからお互いの性癖を確認しあってしまった二人の切ない物語を描きます。
原作は、『ヤングアニマル』誌でされた
甘詰留太の大人気コミック。連載開始当初から“高校生のSMレッスン”というセンセーショナルな内容に話題騒然となるとともに、ナナとカオルのピュアな純愛模様にも多くの支持が集まりました。
主演には『仮面ライダー響鬼』『龍馬伝』などで若手実力派と注目を集めている栩原楽人(とちはららくと)と、本作が映画初主演にもかかわらず、その体当たり演技で公開前から話題の的となっている、弱冠19歳の永瀬麻帆。原作のイメージにぴったりの二人が、戸惑いと恥じらいを抱えながらもSMプレイにはまっていくナナとカオルの微妙な関係を見事に演じきっています。
そんな二人のフレッシュなキャラクターと、原作の持つフェティシズムを、切ない思春期の空気感を音楽で巧みに演出しているのは、GOMES THE HITMANの山田稔明。持ち前の優しく温かなヴォーカルと叙情的なリリックが印象的な主題歌は、物語の軸にあるピュアな愛と思いやりを見事に表現しています。
青春純愛SM映画『ナナとカオル』、もちろん原作を知らない人にも楽しめる作品になっていますので注目しましょう!