仲井戸麗市 2011/03/08掲載(Last Update:11/08/22 14:34)
「CHABOの子供たちが親の還暦を祝うために集まっています。記念すべき日だと思います」……発起人である
寺岡呼人の挨拶から、
仲井戸“CHABO”麗市の還暦を祝うライヴ・イベント〈OK!!! C'MON CHABO〜CHABO'S 60TH ANIV.〜〉が開幕!
この日、ステージに登場したのは、
ザ・クロマニヨンズ、
曽我部恵一、
斉藤和義、
寺岡呼人、
Leyona、さだまさよし(
岡本定義 /
COIL+
山崎まさよし)、
TRICERATOPS、
吉井和哉、
浜崎貴司(
FLYING KIDS)、
宮沢和史、
YO-KING、
奥田民生。各々の想いを乗せてCHABOのソロ曲、
RCサクセションや
古井戸の名曲が次々奏でられたあの光景、日本のロックの足跡が凝縮されていたと言っても過言ではありません。
進行役をつとめた
竹中直人が軽妙なトークで和ませつつ、高校時代に古井戸のコピー・バンドをしていた思い出を語ったり、CHABOが古井戸時代にライヴで披露していた詞の朗読を完璧に再現し、観客の喝采を浴びていたことも印象深いこのイベント、後半いよいよCHABOが登場!
まずは弾き語りで「いいぜbaby」を聴かせた後、バンド編成によるステージを展開。寺岡呼人のリクエストで選曲されたというRCサクセション「ハイウェイのお月様」が披露された際は、「アルバムのレコーディングの最後の方でCHABOも何か歌いなよってことになって、
清志郎と一晩で作ったんだ」というエピソードも。
アンコールではゲスト・ギタリストの山田武郎(
イナズマ戦隊)も加わり、「打破」が演奏された後、出演陣がステージに集合! CHABOがあの最高にスリリングなイントロを奏でてはじまった「雨上がりの夜空に」では、観客も一緒になっての大合唱が会場を震わせ、「GET BACK」で感動的なフィナーレへ。
演奏を終えた後、還暦祝いの赤いジャケットをプレゼントされたCHABO。照れくさそうにしながらも、呼人と肩を組みながらステージの隅々までを巡り、何度も手を振っていたCHABOへ、観客からの心の籠った拍手がおくられていました。