flumpoolが東北・三陸沖を震源とする巨大地震及び津波による被災地へ対し、メンバー一同の意志により、義援金1,000万円を「アミューズ募金」を通して、日本赤十字社へ寄付。そして全国ツアーを行ない、ツアーの収益の一部も寄付し、さらに義援金を募集することを発表しました。
震災発生直後から、被災地の方々の為に自分たちが出来ることは何なのかを何度も検討を重ねたflumpool、その結果、予定通り全国ツアーを行ない、ひとりでも多くの人へ“勇気”と“希望”を届けたいという想いに至ったそう。
ただし、今回の震災による被害、地震に伴う計画停電の影響を考慮し、4月2日(土)、3日(日)に予定していたよこすか芸術劇場公演の開催は見送り、6月に神奈川県民ホールでの振替公演を開催することとなり、全国ツアー<flumpool 4th tour 2011“Fantasia of Life Stripe 〜僕達はここにいる〜”>は、4月9日(土)、10日(日)の福岡サンパレスホテル&ホールよりスタート。
なお、仙台公演に関しては依然会場の状況の把握が出来ないため、振替・中止に関しては、引き続き検討中とし、方針が固まり次第改めて案内されます。開催に至るまでのリハーサルに関しても、関東を離れ関西エリアにて実施し、リハーサルはもとより開催期間中継続して出来る限りの節電を行なうとのこと。
4月6日発売のライヴDVD
『flumpool Live at YOKOHAMA ARENA!! Special Live 2010「Snowy Nights Serenade〜心までも繋ぎたい〜」』に関しては、被災地への救援活動を優先した交通事情、およびCDショップの震災の影響の中、地域によっては商品を届けることが当面できない可能性もあるが、4月6日発売を延期せずに届けられるよう努力を続けているそう。
<flumpoolからのコメント>
このたびの震災により被害を受けられました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
被災地では今、住む場所もなく、停電や断水も続き、食料不足や医療品不足、さらには救援物資がなかなか届かない避難所があったり…
また関東でも計画停電、燃料不足等によりたくさんの方々が不安な生活を余儀なくされています。
そのような状況の中、4月2日より開催を予定していました全国ツアーに関して、実施するべきかどうかを含め、メンバー・スタッフで色々と意見を交わし、様々な観点から僕らがどんな行動をとるべきなのかを考えずっと協議してきました。
微力ながら僕たちflumpoolができることは何なのか。
flumpoolとして出来ること…
それは、みんなに勇気と希望を取り戻してもらうこと。
勇気と希望を持って前に進む気持ちを、後押しできるような音楽を、みんなの目の前に行って届けること。
その為にも予定通り全国ツアーを行う事にしました。
人それぞれにいろんな意見があると思うので、この決断に否定的な意見が多少なりともあると思いますが、僕たちはこのツアーを通して、全国にいる沢山の僕たちの仲間と出会い、被災地の方々に向けた気持ちと義援金を集めていこうと思います。
被災地のみんなが流した涙が、いつか笑顔と共に輝くその日まで。
僕たちは音楽を通して応援し続けます。
flumpool 山村隆太、阪井一生、尼川元気、小倉誠司