変わらず輝き続けるレイニー・ヴォイス! 実に9年ぶりとなる待望のオリジナル・アルバムにして、デビュー30周年記念作品、
稲垣潤一
『たったひとりの君へ…』が4月20日に発売です!
1982年、シングル「雨のリグレット」でデビュー以来、ジャパニーズAORシーン代表として、常にシーンをリードしてきた稲垣潤一。近年は大ヒット・シリーズ『男と女』でも知られる通り、国内最多のデュエット・ソングを歌うシンガーとしての顔も。
アルバム『稲垣潤一』発表以来、実に9年ぶりのオリジナル・アルバム『たったひとりの君へ…』には、
辛島美登里とのデュエット曲「思い出す度 愛おしくなる」を含む、彼の歩んできた“王道”とも言うべきポップ・チューン全9曲で構成。既発シングル曲「大人の夏景色」「たったひとりの君へ…」「サヨナラからのメッセージ」「ヒトリゴト」はすべて再ミックスを施し、2011年版に生まれ変わっています。
また、今回の作家陣には、
秋元 康をはじめ、「クリスマスキャロルの頃には」作曲の三井 誠、松本俊明、渡辺なつみら豪華な布陣が完全サポート。そして、稲垣本人による楽曲も3曲収録。限定盤にはボーナス・トラックとして再ミックスされた「こんなにも愛してた」、『男と女1・2』発売時にリリースされたシングルのカップリング曲「黄昏のビギン」「元気を出して」が追加。必聴です!
<稲垣潤一からのコメント>このたびの東日本大震災により被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に深くおくやみ申し上げます。
僕は宮城県仙台市の出身です。
その故郷に恩返しをするために“みやぎびっきの会”というチャリティーグループをさとう宗幸さん、中村雅俊さん、小柴大造さん、遊佐未森さん、かの香織さん、山寺宏一さん、小川もこさんと運営しています。
毎年仙台でチャリティーコンサートを開催していて、第6回目の公演は今年の3月19日に予定していましたが、公演は見送りにし、現在延期ということで調整をさせていただいております。昨年末から自身のデビュー30周年記念アルバムのレコーディングをおこなって来ました。『たったひとりの君へ…』とタイトルをつけたアルバム。デビュー30周年を応援してくださったオーディエンスの皆さんに《ありがとう》という感謝の気持ちと、そんな皆さんをこれからも勇気づけたいという思いで制作をしました。震災後、あらためてアルバムを聴き直してみました。今回レコーディングした中に「その手を伸ばして」という楽曲があります。
〜それぞれが越えてきた 喜びやあの痛み
運命が思うより 険しくて優しいなら
もう一度 僕と ひとつの未来へと その手を伸ばして〜
これはその楽曲の詞の一節です。被災地の皆さんに、また今回の震災を体験したすべての日本の人々に、前述のとおり、この曲で少しでも勇気を与えることができるなら…。
僕のうたで皆さんを癒すお手伝いが出来れば…。
そんな思いを持つにいたりました。
そして、その気持ちを持ち続けながら、ずっと歌っていきたいと思っています。
個人的には、“稲垣潤一東北サポート基金”を開設しました。また“みやぎびっきの会”を通して、東京でのチャリティーコンサートの開催等、音楽を通じて復興へのお手伝いをしていくつもりですが、その道のりは長いものになっていくでしょう。
被災された皆様、救援にあたられている皆様、復興に向けて動いている皆様、1日も早い復興をお祈りしております。
稲垣潤一