今年70歳を迎える
ポール・サイモン(Paul Simon)がヒア・ミュージック移籍第一弾で、5年ぶりのニュー・アルバムとなる
『ソー・ビューティフル・オア・ソー・ホワット』を4月20日にリリースします。
ポール・サイモンは
サイモン&ガーファンクルとして、そしてソロ・アーティストとして輝かしいキャリアを誇り、
ビートルズや
ボブ・ディランと共にロックの歴史を形作ってきた最高のシンガー・ソングライター。2009年にはサイモン&ガーファンクルで17年ぶりの来日公演が実現し、東名阪札の4大ドームで公演を成功に収めました。
そんなポール・サイモンが、グラミー賞【最優秀アルバム部門】を獲得した75年のアルバム『時の流れに』はじめ、70年代からの付き合いとなる巨匠
フィル・ラモーンとの共同プロデュースにより、ニュー・アルバムが完成しました。ラテン、レゲエ、アフリカン、ボサ・ノヴァ、クラシック、エレクトロといった多様な音楽を盛り込んだ、意欲的なサウンドとなっています。ポール・サイモンは「『グレイスランド(Graceland)』(1987)以降は、どのアルバムも初めに楽曲かパーカッションありきで作ってきた。今回は膝の上のギターに刺激を受けたんだ。『時の流れに(Still Crazy After All These Years)』(1975)や『何かがうまく(Something So Right)』(1973)ぶりのことじゃないかな」(ローリング・ストーン誌インタビューより)とコメント。まさにロックの歴史をつくり続けてきたポール・サイモンによる集大成の作品と言えそうです。
アルバム解説(ライナー・ノーツ)は
エルヴィス・コステロが執筆。「この見事で、考え深く、そして楽しいアルバムはポール・サイモンの最高傑作のひとつと呼ばれるに値する。」と絶賛しています。
アルバムの冒頭を飾っている「ゲッティング・レディ・フォー・クリスマス・デイ」のミュージック・ビデオが現在ポール・サイモンの
アーティスト・サイトにて公開中。また本人が、この楽曲について語っています。必見!