4月21日、フランス人シンガーの
クレモンティーヌが緊急来日! 「ほぼ日刊イトイ新聞」のプレゼンツによるライヴ<クレモンティーヌベスト・ライブ>を行ないました。
この模様はUSTREAM「ほぼ日チャンネル」、そして「ニコニコ生放送」で配信され、彼女はCMでおなじみの「天才バカボン」といったアニソンをはじめ、YouTubeでも話題となった「上を向いて歩こう」など、数々の名曲をボッサ・アレンジでカヴァー。そのしっとりとした歌声に、ニコニコ生放送に集まった3万人近くの視聴者が酔いしれました。
昨年発表されたアニソン・カヴァー・アルバム
『アニメンティーヌ』が大きな話題を呼んだクレモンティーヌは、今回のライヴも「天才バカボン」からスタート。シンプルながら厚みのある演奏に乗せて、やわらかな歌声がホールに響きわたる。
その後、「ラムのラブソング」「ゲゲゲの鬼太郎」を軽快なボッサ・アレンジで歌ったクレモンティーヌは、会場に向かって「緊張していませんか? もっと楽しみましょう!」と笑顔で呼びかけ、彼女の定番曲とも言える「男と女」を披露!
21日の早朝に来日し、翌日には帰国するという強行スケジュールでの来日となった今回、彼女はこの<クレモンティーヌベスト・ライブ>の前に、世田谷区の保育園でファミリー・コンサートを行なってきており、帰国当日には福島の被災地も訪問する予定とのこと。これには会場と視聴者からも、大きな驚きの声が上がっていました。
その後、
槇原敬之の作詞・作曲・プロデュースで2008年に発表した「ショコラ・エ・スイーツ」を、さらに今日初めて歌うという「春の香り」と、
斉藤和義の名曲「歩いて帰ろう」を、独自のアレンジで歌い上げ、ライヴは和やかな雰囲気で進行。
エディットピアフ「愛の讃歌」、そして「踊るポンポコリン」を経て、最後は海外でも大ヒットした「sukiyaki」こと「上を向いて歩こう」へ。アンコールでは会場が一体となって「オー・シャンゼリゼ」を合唱。<クレモンティーヌベスト・ライブ>は、いつまでも続く静かな熱狂の中で幕を下ろしました。