マルタ・アルゲリッチ 2011/04/28掲載(Last Update:11/05/02 16:07)
ピアニスト、
マルタ・アルゲリッチ(Martha Argerich)による東日本復興支援チャリティCD『シューマン:ピアノ協奏曲、ショパン:ピアノ協奏曲第1番』(KJ26001)が5月3日に緊急発売されることになりました。
昨年、
シューマンと
ショパンの生誕200年を記念して、アルゲリッチと
新日本フィルのコンサートが東京・すみだトリフォニーホールで行なわれました。この2晩のコンサートは、高品位録音で記録され、そのCDがアルゲリッチの70歳の誕生日(今年6月5日)を皆で祝う目的で準備されていました。
しかし、3月11日に突如襲った東日本大震災に心を痛めたアルゲリッチと指揮者
クリスティアン・アルミンクおよび新日本フィルは、この録音の一部を復興支援のためのチャリティCDとして発売することに同意しました。
このCDは、仙台市青葉区にある(株)オプトロムの工場でプレスされています。工場は震災で被災しましたが早期に復旧を果たしました。コンサートで訪れたことのある仙台でこのCDが製造されることに、アルゲリッチは東日本復興の兆しを感じています。
また、この録音は高品位ハード・ガラスCD(Extreme HARD GLASS CD)でも発売されます(5月27日リリース)。
以下に、アルゲリッチからのメッセージをご紹介します。
地震の犠牲となられた方々のため、私にできることはなんでもいたします。シューマンとショパンのライヴ録音もそのために役立ててください。私は日本の状況をとても憂い、とても気にかけています。ニュースをずっと見ていますが、日本の皆様の計り知れない痛みと、それに耐える勇気を感じ、皆様への深い愛と尊敬の念を抱かずにはいられません。一刻も早く日本を訪れることを願っています。言葉ではとても表現しつくせなくてごめんなさい。マルタ 5月には別府アルゲリッチ音楽祭で来日する彼女から、日本への愛がこもったプレゼントです。