全国25会場 / 48公演、総動員数は自身最大となる67万人を超える、
小田和正の全国ツアー<明治安田生命Presents KAZUMASA ODA TOUR 2011“どーも どーも”その日が来るまで>が、5月7日(土)長野BIG HAT公演を皮切りにスタート! なお、63歳8ヵ月となる彼、この年齢でのドーム・ツアーは、単独アーティストとしては国内外問わず最年長、自身の持つ最年長記録の更新となります!
<Tour 2008今日も どこかで>から2年5ヵ月ぶりの全国ツアーとなる今回。「次に実施されるのはいつ頃?」「年齢的にもう全国ツアーは厳しいんですか?」「あっという間にチケットが完売していて観れなかった。もっと回数を多くしてくれれば良かった」……などなど、さまざまな問い合わせが各地より寄せられており、その声を小田サイドに届けた結果、この最大規模のツアーが開催される運びに。
そして会場には、小田和正のライヴといえば欠かせない“花道”が。「一番遠い客席に対して、できる限り誠意を持って対応したい」という想いから、全国の会場へ“MY花道”を導入、その長さは各会場によって異なりますが、今回の長野BIG HAT公演ではこの花道を駆使して6つのステージを設置、全長220メートルにも及ぶ長さに!
小田はライヴの冒頭、「あの日、ツアーのリハーサルも後半に入って、僕らは通しの練習をしていました。地震は東京でも経験したことないくらい大きくそして長く揺れました。TVに映った被災地のことを思うと、どんな言葉をつくして歌っても励ますことはできない。この状況でツアーをやるには精神的にも物理的にも無理だと思いました。でも時間が経つにつれて、このツアーも絶対に辞めちゃいけない。歌うことがいつか役に立つ時がきっと来ると、そうなるに違いないと思いが変わってきました。のり越えるには長い時間がかかりそうではありますが、いつの日か、このツアーを振り返る時、いつになるかわかりませんが、やって良かった、そして被災地の皆さんが喜んでくれる。その日が来るまで、明るく走り続けていくと決めました。そして今日集まってくれた皆さんと、その第一歩を思い切り大きく楽しく踏み出したと思います」と語り、ライヴはハイスピードでスタート!
ヒット曲「ラブ・ストーリーは突然に」「こころ」ではハンドマイクを持ち縦横無尽に会の花道を動き回り、客席にも降りて観客にマイクを向けるなど会場は熱狂! その後のメドレーではセンターステージに戻り、新旧取り混ぜたナンバーを歌いあげ、恒例の“ご当地紀行”へ。
ライヴ後半は、「今日も どこかで」で会場は大合唱となり、メドレーや220メートルにも及ぶ花道を走り回った「キラキラ」、途中涙で歌詞がつまった「hello hello」含む31曲を披露し、本編は終了。アンコールでは4曲を歌い上げ、約3時間に及ぶライヴは幕を下ろしました。
10月26日の横浜アリーナ公演まで“花道”を走り続ける小田和正、その姿をぜひ会場で目撃しましょう。
(Photo By 菊地英二)