デンジャー・マウス(Danger Mouse)の最新作が
ノラ・ジョーンズと
ジャック・ホワイトとのコラボレーション作品として発売されました。その作品、デンジャー・マウス&ダニエル・ルッピ『ローマ』の映像が話題を呼んでいます。
グーグルとの協力の下、ブラウザで3次元グラフィクスを表示するためのWebGLを組み込んだGoogle Chrome Canaryでもっともスムーズに動くように開発された映像が特設サイト(
http://www.ro.me/)で公開されています。楽曲はアルバム
『ローマ』からの「ブラック」で、映像作品名は「3 DREAMS OF BLACK」。ヴォーカルにノラ・ジョーンズをフィーチャー。CGであり、2D描画であり、立体であり、インタラクティブで視聴者が参加できます。現在
YouTubeで公開されている解説映像によると、作品は3つの異なる夢を描いているとのこと。
映像監督はクリス・ミルクで、
U2&
グリーン・デイの「セインツ・アー・カミング」のビデオなどを制作した人物。昨年は
アーケイド・ファイアのインタラクティブ動画「ウィー・ユーズト・トゥ・ウェイト」が大きな話題になったばかりです。
アルバムに参加したもう一人の重要なゲストは
ホワイト・ストライプスのジャック・ホワイト。デンジャー・マウスは「ジャック・ホワイトのようなロックンロールな声をエレガントなトラックに載せたかった」と語っています。アルバムはノラ・ジョーンズのヴォーカルを3曲とジャック・ホワイトのヴォーカルの3曲フィーチャー。
アルバム『ローマ』をすでに発売したiTunes Store(アメリカ)では最高2位をマークし、5月18日現在も5位につけています。