日本ジャズ界の鬼才・
菊地成孔と今日本で一番オーセンティックなボサノヴァを奏でるデュオ
naomi & goro(ナオミ&ゴロー)のコラボ・アルバム
『calendula(カレンデュラ)』が“naomi & goro & 菊地成孔”名義で7月13日に発売されます。
今回このコラボが実現したのは元々ブラジル音楽のファンだったという菊地成孔が2010年、自身がキュレーターをつとめたラジオ局のイベントにnaomi & goroを誘ったのがきっかけ。「もう一人ヴォーカリストが増えたような緊張感がよい」とサックスプレーヤーでもある菊地とのセッションの感想を語る
伊藤ゴローに対し、「一緒に演奏していて安心感がある」と菊地成孔。
カヴァーの選曲からアレンジまでを二人で切磋琢磨したという今作の注目すべき収録曲は、ブラジル音楽の巨人
アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「The Girl from Ipanema 」や「Two Kites」、また
ホール&オーツの「One on One」、
プリファブ・スプラウトの「The King of Rock'n Roll」、ブリジット・フォンテーヌの「Brigitte」などボサノヴァの名曲から有名洋楽曲までを網羅、さらに菊地、伊藤それぞれ1曲ずつ書き下ろした新曲を含めた全11曲収録。
21世紀の「ゲッツ / ジルベルト」とも言える今作、ジャズとボサノヴァの音楽家の新たなコラボレーションの形を提示する、この夏にぴったりの1枚になりそうです。
7月13日
naomi & goro & 菊地成孔
『calendula』 (RZCM-46790 税込2,800円)
[収録曲]
01. The King of Rock’n Roll (Prefab Sprout / Patrick Joseph McAloon)
02. Cinema (Michael Franks / Antônio Carlos Jobim)
03. Brigitte (Brigitte Fontaine / Olivier Bloch-Lainé)
04. Two Kites (Antônio Carlos Jobim)
05. One on One (Hall & Oates / Daryl Hall)
06. The Girl from Ipanema
(Norman Gimbel / Vinícius de Moraes / Antônio Carlos Jobim)
07. Só Tinha de Ser Com Você (Aloísio de Oliveira / Antônio Carlos Jobim)
08. A Banda (Chico Buarque)
09. カレンジュラ (Goro Ito)
10. Aquarela do Brasil (Ary Barroso)
11. いちばん小さな讃美歌 (Naruyoshi Kikuchi)
※( )内はオリジナルアーティスト、ないしは作詞/作曲者。