さる6月上旬に来日公演を行なった、元
ハノイ・ロックスのヴォーカリスト、
マイケル・モンロー(Michael Monroe)率いるバンドに、
バックヤード・ベイビーズのギタリストであるドレゲンが加入することが明らかに。これは、日本公演直後に起きた、
ワイルドハーツのギタリストとしても活躍する
ジンジャーの脱退劇を受けてのメンバー・チェンジとのこと。
新ギタリストのドレゲンは、スウェーデンでもっとも人気があり、成功を収めたギタリストのひとり。先述の通り、バックヤード・ベイビーズのギタリストや、
ヘラコプターズの創設メンバーとして知られています。バンド・リーダーのマイケル・モンローは、ドレゲンの加入について、「ドレゲンはバンドにとって最良の選択といえる。俺たちはとても強い個性の集まりだから、ギタリストとしてとてつもない個性を持つ人物が必要だったんだ。ドレゲンはすべてを備えている。強烈なギタリストであり、華やかなショウマンであり、見た目も素晴らしく、音楽に対してしっかりとしたアティテュードとテイストを持っているんだ。彼が加入してくれて、俺はとても光栄だし、ラッキーだよ。ドレゲンは本物のスターであり、真のロッカーだ。彼とロックして楽しめるのが待ちきれないよ!」と語っています。
そして、当のドレゲンは、憧れのロックスター率いるバンドへの加入について、「子供のころ、
KISSや
セックス・ピストルズを聴いていたんだけど、俺にそうさせたのはハノイ・ロックスだったんだぜ! ロックスターになりたかったんだけど、俺のレコード・コレクションの99.9%はイギリスかアメリカのバンドで、触れることのできないとても遠い存在に感じたんだ、ひとつのバンドを除いてね。それがハノイ・ロックスさ! 彼らに出来るんなら、俺にも出来る!ってね。ロックンロールをプレイし始めた頃の輝かしいスターであるマイケルとサミ・ヤッファ(b/元ハノイ・ロックス、
ニューヨーク・ドールズ)と一緒のバンドに入れるなんて誇りに思うよ。しかも、カール・ロックフィスト(ds)やスティーヴ・コンテ(g/元ニューヨーク・ドールズ)のような素晴らしいミュージシャンとも一緒にステージに立てるんだ。だから、俺はとてもハッピーだ。凄いぜ、ドレゲン! ラウドなギター、強烈なライヴ・パフォーマンス、一撃必殺のリフ、そして次のアルバムでの作曲とともに、さらなる爆発とエネルギーをバンドにもたらせることを楽しみにしているよ」とコメント。
ドレゲンを迎えた新生マイケル・モンロー・バンドの最初のライヴは、6月26日にフィンランドはヘルシンキ、カラサタマで行なわれる、
フー・ファイターズをサポートするショウになるとか。今後の活動にも注目です!